表象文化論基礎

前期 - 月曜 - 3限 - 2024年3月13日1:12

授業は講義形式で行われ、毎回の講義内容に関するコメント提出と期末レポートによって評価が決まる。

初回の授業(履修登録期間中)で800字程度の記述課題が出された。これを出さないとそれ以降のコメントやレポートを完璧にこなしても単位が来ないので要注意。
先生はちゃんと意欲のある人たちがこの授業をとってほしいという思いがあるそうで、この課題もその一環なのではないかと思う。

また、期末レポートについてはそれなりに厳しく評価していると先生が言っていた。(結構落単している人が多いとも先生は言っていた。)
期末レポートはしっかり取り組んだ方がいいと思う。

シラバスの授業計画にミュージックビデオや、ボカロ、VTuberといったワードがあるが、これらの内容の講義を受けることを最大の目的として履修をすることは避けた方がいい。

この授業は先着順登録で結構早く枠が埋まるが、その理由も恐らく授業計画にこれらのワードが入っているからだと思う。しかし、これらの内容は授業最終盤で扱う内容であり、それまでは表象メディアとはなにか、視覚、聴覚に分けて各メディアの歴史を紐解いていくようにして概説していく感じの授業が続く。ボカロなどをら目的とする人達は「思ってた内容と違う、内容が難しい」と感じる可能性が高いと思う。自分もそうだった。
なんなら昨年度(2023)は授業進行が予定より遅れて進んでいったがために、ボカロ、VTuberの内容についてはボカロにだけ軽く触れる程度に終わった。
重ねて言うが、ボカロやVTuberの講義を聴くのをメインの目的としてこの授業をとることはおすすめしない。

その一方で、表象メディアについて知っているまたは関心のある人には興味深い内容であると思う。
実際に過去の映画を鑑賞する回が複数回あり、それはとても面白かった。
先生も講義内容について丁寧に解説してくれるし、毎回生徒から提出されるコメントへのフィードバック(一部のみ)も詳細に説明してくれるし、講義資料の追加・補足やおすすめの展覧会の紹介などもしてくれるので、表象メディアそのものについて関心のある人にはおすすめの授業だと思う。

これも重ねて言うことになるが、先着順登録で意外と枠がすぐに埋まるので注意。

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