解析学概論(3)

後期 - 月曜 - 2限 - 2024年4月7日16:43

2023年度に実施された内容について述べる。
この講義は
・超関数の入門的内容
・急減少関数と緩増加超関数のフーリエ変換
・ソボレフ空間の入門的内容
・楕円型境界値問題への応用
を主な内容として扱った。
成績評価は3回分のレポート課題によって実施された。
前提知識は公式のシラバスにある通り、ルベーグ積分と関数解析の知識である。
担当教員の授業準備が間に合っていないからなのか、板書やレポート課題の問題文において多くの誤植、文章の不備が存在した。
このことからレポート課題においてよい成績をとることは困難であるので、履修する学生は同級生や先輩、教員などを積極的に頼ることを勧める。

授業内容としては、解析学系の研究を行う人にとっては基本的かつ有益な内容である。
したがって、履修するかは別として、聴講することについてはおすすめできる。
もちろん、実力が十分にあるのであれば、履修してよい成績を得ることも可能である。

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