後期 - 金曜 - 4限 - 2024年4月19日16:14
授業の内容としては、高校範囲の物理で電気回路を習得していることを前提としているように思います。高校物理の範囲を知らない状態で受けると少し難しく、面白くないかもしれません。
出席はありません。テスト100%の授業です。自分はテスト点に自信がありませんでしたがそこそこの評価を取れていたので、おそらくテストの点数ではなくテストの分布から成績をつけている可能性があります。
以下は、高校範囲を既習の人向けの印象です。
最初はちらほら受験問題や教科書等で見かけるような、原理に近い感じの話をします。ただし全体的には実践的な使い方(つまり回路解析)を教えていただくのがメインになるかと思います。前半は直流、後半は交流回路を学びます。
前半の直流回路:基本的な回路素子(電源・抵抗・キャパシタまたはコンデンサ・コイルまたはインダクタ)の性質や回路における振る舞いをならい、その後、キルヒホッフの法則を用いた回路解析、より発展的な回路解析を習います。
後半の交流回路:基本的な流れは前半と同じです。ただ、交流と直流では一部の回路素子のふるまいが異なるため、その部分のカバーをします。直流にない考え方としてフェーザというのを習います。それのおかげで交流も直流のようにシンプルに考えることが可能になります。交流回路も、基礎的な部分が終わったら回路解析を行います。
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