基礎電磁気学

前期 - 水曜 - 1限 - 2024年10月23日10:59

2年前期に履修することが標準履修課程にて推奨されている、電子情報システム工学科の専門科目。
やる内容はソフトウェアよりかはハードウェアや原理的な部分に近い。やっていることは高校物理の電気分野の、電荷関連の話の掘り下げ。物理通論でも簡単にサラっとやるかもしれないが、この講義では、微分積分Ⅱで習ったベクトル解析をガンガン使って講義を行う。従って微分積分Ⅱの既習が推奨。
前後半で担当する先生が違う。
授業はスライドが基本の形式だが、スライドだけだと説明が不十分なため、手書きでの補足が都度入る形となる。ノートをきちんと持ってくるのが良いと思う。
テストは中間・期末ともに持ち込み不可、電卓もNG。定数の値が示されないが、授業の雰囲気的に定数をきちんと計算に入れて回答する必要がありそうだったため、定数類(ε0など)を覚えておくとよい。
テストは6問ほど、毎週出される課題くらいの難易度の問題や授業内で発展的な課題として紹介された問題が出る。

2年後期に開講される講義「電磁気学」の準備段階的な講義だが、人によっては電磁気学の方が理解しやすいかもしれない。この講義は具体例を重視するが、電磁気学はより数学的に、システマチックに考える傾向にあるので、相性の良し悪しがあると思う。
電磁気学の雰囲気や基本的な考え方に慣れるというのがこの講義の目的である、くらいに思っていてもよいかもしれない。

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