| 授業方針・テーマ |
【複言語学習による言語意識活動】 (Plurilingual Learning and Language Awareness) 本授業は、複言語主義を「能力」と「価値」の両面から捉え、言語への肯定的態度、メタ言語意識、メタ認知を育成することを目的とする。欧州の言語教育実践で行われている「言語への目覚め活動(Awakening to languages)」を理論的背景とし、受講生がそれぞれ自分にとって新しい言語・学びたい言語を一つ選び、8週間にわたって学習する。授業では、毎週共通の課題に取り組み、その過程と成果を共有することで、言語学習そのものを相対化し、多様な言語・学習者・学習プロセスへの理解を深める。最終的には、言語学習の実践を通して得られた「言語への目覚め」の成果を、発表およびレポートとしてまとめる。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
複言語主義(能力/価値)の考え方を説明できる 言語の多様性に対する肯定的・批判的な態度を身につける 自身の言語学習過程をメタ認知的に振り返ることができる 言語への目覚め活動の意義を、自身の経験に基づいて論じることができる アカデミックな内容の口頭発表を行い、レポートを書くことができる |
授業計画・内容 授業方法 |
講義、グループディスカッション、個別言語学習、学習成果の共有、発表、レポート作成を行う
第1回 ガイダンス
第2回 複言語主義とは何か・世界の言語の多様性 授業の目的・進め方の説明 複言語主義(能力としての複言語主義/価値としての複言語主義) 言語への目覚め活動の概要 世界の言語数・言語分布
第3回 世界の言語の多様性①:言語とは何か 「言語」「方言」「話しことば」の境界 社会の中の言語多様性 学習言語候補の検討・決定 学習言語の決定と学習計画作成 ※1あいさつ・自己紹介・基本語彙の課題実施
第4回以降は、事前に学習し、実際に学んだ内容の共有、そこから得た知見の共有を行う
第4回 『8週間語学の旅』1あいさつ・自己紹介・基本語彙
第5回 『8週間語学の旅』2文字・表記
第6回 『8週間語学の旅』3 音声・音韻
第7回 『8週間語学の旅』4:語順、文の構造
第8回 『8週間語学の旅』5:名詞文・疑問・否定
第9回 『8週間語学の旅』6:動詞文・形容詞文
第10回 『8週間語学の旅』7:文化と言語
第11回 『8週間語学の旅』8:歴史と言語 8週間の学習成果の整理 発表準備
第12回 発表準備 学習言語による発表①
第13回 学習言語による発表② 相互コメント・振り返り
第14回 言語への目覚め活動の振り返り 言語意識・メタ認知の変化 レポート作成
第15回 レポートのピアフィードバック 授業全体のまとめ
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| 授業外学習 |
8週間、課題に沿って、ある特定の未習言語についての学習を行う |
| テキスト・参考書等 |
参考書 山本冴里(2025)『8週間語学の旅』(KADOKAWA) |
| 成績評価方法 |
毎週の課題・学習記録(30%) 授業内での共有・参加態度(20%) 学習言語による最終発表(20%) 期末レポート(言語への目覚め活動の振り返り)(30%) |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
授業後に質問を受け付ける |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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| 備考 |
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