| 授業方針・テーマ |
テーマ:現実世界の「最適解」を探る:数理モデルによる問題解決入門
私たちは日常的に、「限られた時間で成果を出したい」「予算内で満足度の高い旅行をしたい」といった課題に直面します。これらはすべて、数学的には「最適化問題(Optimization Problem)」として記述できます。 本ゼミナールでは、最適化の視点を用い、現実の課題を数理モデルに変換し、解決策を探究するプロセスを体験します。 高度な数学的計算を行うことよりも、「複雑な現実をシンプルに構造化する論理的思考(モデリング)」と「適切な解決手法を見つけ出す調査力(リサーチ)」の習得を重視します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
本授業を通じて、以下の能力の修得・向上を目指します。 • 身近な課題を論理的に捉え、構造化する思考力 • 情報通信技術や文献を用いた情報収集・活用能力 • グループワークを通じたコミュニケーション能力 • 自ら課題を設定し、主体的に学ぶ能動的学修姿勢 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業計画・内容: 第1回 基礎ゼミナールガイダンス:授業の目的、成績評価 第2回 自己紹介・アイスブレイク、グループ分け 第3回 最適化の基礎:現実問題を数式(モデル)にするとは?(目的・変数・制約の解説) 第4回 アカデミック・スキル:文献検索方法、情報の信頼性、研究倫理の基礎 第5回テーマ設定(グループワーク):身近な課題の発見 第6回モデリング実践(グループワーク):課題の整理と構造化 第7回 中間発表:課題設定・モデルの共有とフィードバック 第8回解決方法の探究①:既存の考え方・手法の調査 第9回解決方法の探究②:手法の比較・検討(簡易な検証を含む) 第10回 考察と分析:モデルと現実のギャップ、社会実装時の課題 第11回 プレゼンテーション準備:構成・資料作成の指導 第12回 グループプレゼンテーションの準備 第13回 グループプレゼンテーションの準備 第14回 最終成果発表(前半グループ) 第15回 最終成果発表(後半グループ)
授業方法: 教員による基礎的な解説と、学生主体のグループワークを組み合わせて行います。 |
| 授業外学習 |
・授業内で終わらなかった調査や資料作成は、次回までにグループで分担して進めること。 ・最終成果発表に向けたスライドおよび報告書の作成(授業時間外での活動を含む)。 |
| テキスト・参考書等 |
特定のテキストは使用しません。必要に応じてレジュメを配布します。 |
| 成績評価方法 |
以下の割合で総合的に評価します。 ・平常点(30%) ・プレゼンテーション(40%) ・グループ報告書(30%) |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
授業終了後に教室にて質問を受け付けます。また、メールでの質問・相談も随時受け付けます(アドレスは初回授業で提示)。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
本講義では、実際に数式を解く計算能力よりも、問題を構造化する「数学的思考プロセス」を重視します。文系・理系を問わず、論理的に考える力を伸ばしたい学生を歓迎します。 |
| 備考 |
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