Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0128
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 久保田 直行 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
和田 一義 機械システム工学科
久保田 直行 機械システム工学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ 【ロボットを用いてコミュニケーションのデザインを考える】
現在に至るまで、様々なコミュニケーションロボットが開発されてきたが、応用例の多くは、単純な会話や情報発信である。本テーマでは、まず、少子超高齢化、過疎化など、様々な社会問題について考え、「システム」の高度化ではなく、「コミュニケーション」で解決することを考える。次に、社会問題の解決を対象としたコミュニケーションシナリオを考え、シナリオエディタアプリを用いてロボット演劇(3-5分程度)をデザインする。最後に、人間とロボットのコミュニケーションに基づくロボット演劇として実装し、各グループのロボット演劇を鑑賞することにより、これからの社会のありかたについて考える。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・目的: 社会問題をコミュニケーションで解決することを例に、基本的な問題解決能力を身につける。
・習得できる能力: グループワークを通して、要求分析や共同制作などのスキルの他、グループ討論、情報発信、プレゼンテーション能力などのコミュニケーション能力を習得することができる。
・到達目標: 社会における様々な問題を自ら考え、分析し、解決するための基本的な方法論を身につける。
授業計画・内容
授業方法
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 社会問題とコミュニケーション
第3回 ブレインストーミングとボディストーミング・グループ分け
第4回 ペルソナ分析・シナリオ手法
第5回 共感マップ
第6回 ロールプレイ・ユーザーフロー
第7回 ペインポイントの抽出
第8回 中間発表
第9回 コミュニケーションシナリオ作成1
第10回 コミュニケーションシナリオ作成2
第11回 ロボット演劇シナリオ実装1
第12回 ロボット演劇シナリオ実装2
第13回 ロボット演劇シナリオ実装3
第14回 ロボット演劇実演・鑑賞・検討
第15回 まとめ

授業外学習 社会問題の調査やコミュニケーションシナリオの作成の他、授業時間外でのグループ討論などが必要になることが予想されます。
テキスト・参考書等 適宜、資料を配付します。
成績評価方法 最終レポート(個人)40%、授業中の発言内容や発表40%、ロボット演劇の評価10%、学生間の相互評価10%(参考程度)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
質問がある場合は事前に連絡の上、研究室を訪ねてください。
・久保田: 日野キャンパス1号館259室、電話:042-585-8441
      e-mail: kubota@tmu.ac.jp
・和田:  日野キャンパス1号館243室、電話:042-585-8475
      e-mail: k_wada@tmu.ac.jp
特記事項
(他の授業科目との関連性)
ロボット演劇の実装ではiPadを用いたシナリオエディタを用いますが、プログラミングを行いませんので、事前知識などは不要です。社会貢献を考えている学生、コミュニケーションロボットを知りたい学生、スタートアップに興味のある学生は、参加して下さい。など、演劇の基礎などの講義はありません。
備考