授業方針・テーマ |
テーマ【災害に関するコミュニケーションについて】 リスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーションは、主に組織機関が災害を含むリスクや危機に対処する際に、情報の伝達と意思疎通を効果的に行うための手法を指す。 本講義では、我が国で実際に発生した災害等(例:原子力発電所事故対応、新型コロナウィルス対応)に際して実施されたリスクコミュニケーションとクライシスコミュニケーションについて調査し、今後の災害に対する適切なコミュニケーションに対して議論を深める。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
我が国の災害等に際するコミュニケーションを調査すること、更に調査結果を報告し他者と討論することを通じて「情報活用能力」と「コミュニケーション能力」を修得できる。 更に、調査結果を踏まえてコミュニケーションがどのように実施されているかを考察することを通じて「論理的思考力」を修得できる。
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授業計画・内容 授業方法 |
担当教員の原子力行政に関する国家公務員としての経験から、コミュニケーションの概要についての講義を行う。 学生は、原子力発電所事故対応や、新型コロナウィルス対応に関して実施されたコミュニケーションの調査を行う。その結果を基に、災害に関するコミュニケーションのあり方について検討・考察する。その結果を報告し議論する。
第 1回 基礎ゼミナールガイダンス 第 2回 災害に関するコミュニケーションの概要 第 3回 リスクコミュニケーション及びクライシスコミュニケーション 第 4回 パワーポイントによる発表原稿の作成法 第 5回 課題決定 第 6回 調査(1) 第 7回 調査(2) 第 8回 調査(3) 第 9回 調査結果に関する資料作成 第10回 中間発表 第11回 再調査(1) 第12回 再調査(2) 第13回 最終報告のための資料作成 第14回 最終報告会(1) 第15回 最終報告会(2)
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授業外学習 |
発表原稿の作成等で授業内にできなかったことは、時間外に行い発表前に完成させ授業に臨むこと。 |
テキスト・参考書等 |
特に指定しない。 |
成績評価方法 |
発表内容(50%)、質問・討論(50%)により評価する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
月曜日16:20~18:00、またはメールによりすること。
【連絡先】matsumoto.shinnosuke@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
この科目は実務経験のある教員等による授業科目である。 |
備考 |
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