| 授業方針・テーマ |
【巨大都市東京の歴史と現在から考える】 この授業では、東京の歴史と現在の姿について、学問的に理解する方法を学びます。授業担当者の専門は歴史学、特に日本近現代史ですが、江戸から東京の歴史、東京の都市空間、多摩の位置、繁華街の成り立ちと特徴、超高層ビル、東京の社会、グローバル化と東京、外国の都市など、なるべく広く視野を広げるつもりです。また学生の皆さんが、自分の関心をどのように学問と結びつけて探っていくか、その方法について学んでもらいます。 インターネットを通じた情報の発信は、大学での教育のあり方にも大きな影響を与えています。以前は情報を「探す」方法が重要でしたが、今は情報を適切に「捨てる」ことも必要です。皆さんは、それぞれの専門の授業で、その分野に即した情報の扱い方を学ぶと思うので、この授業ではその入口における、基本的な情報の扱い方を習得します。図書館などを使って本を探す、本を読む、まとめる、という極めて原初的な営みを重視することになるでしょう。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
・自分の関心を掘り下げるための文献や資料、あるいはインターネットの情報を探る方法を身につけます。大学の外での調査も必要となる場合があります。それから、黙っていても厖大な情報量にさらされる私たちにとっては、情報の真偽とオリジナリティを探る能力が重要です。(情報活用能力) ・自分の調べたこと、主張したいことをまとめた資料(レジュメ)を作り、他の参加者の前で発表する能力を身につけます。また参加者は、報告を聞いたうえで、自分の疑問や意見を提示する方法を学びます。また個人ではなくグループでの作業も必要となる場合があります。なお議論においては、相手の人格を傷つけたりしていけません。また意図的に相手の議論を単純化したりして攻撃するなどの技巧=「論破」は意味をなしません。(コミュニケーション能力) ・自分は何に関心があるのか、それはどんな学問領域なのかなどに思いをめぐらすことが重要。また次回授業で必要な予習(事前に読んで疑問、意見をまとめておく)ことも求められます。毎日読書をすること。(能動的学修姿勢)
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授業計画・内容 授業方法 |
授業計画・内容 授業方法 以下は予定です 第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 自己紹介 今後の予定の検討 学問の基本的な方法について 第3回 学問の基本的な方法について 第4回 東京の歴史と現在についての概観(講義) 第5回 文献などの内容紹介と討議 都市空間と歴史にかかわるもの 第6回 文献などの内容紹介と討議 八王子と多摩の歴史にかかわるもの 第7回 文献などの内容紹介と討議 東京の街並や文化にかかわるもの 第8回 文献などの内容紹介と討議 東京の社会にかかわるもの 第9回 中間総括 後半テーマ確認と発表の準備作業 第10回 個人ないしグループ発表 例 東京の都市空間(江戸から東京へ、海抜ゼロメートル、山の手・下町など) 第11回 個人ないしグループ発表 例 多摩の位置(八王子とはどんなところか、多摩ニュータウンなど) 第12回 個人ないしグループ発表 例 繁華街の成り立ち(浅草の歴史、銀座と渋谷の違いは何か、商店街など) 第13回 個人ないしグループ発表 例 超高層ビルはなぜあるのか(都市空間の歴史、再開発と空間の変容など) 第14回 個人ないしグループ発表 例 東京の社会(貧困と格差都市、グローバル化と人の移動、多文化共生など) 第15回 まとめ 学修内容についての確認
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| 授業外学習 |
・講読する文献(新書や、あまり専門的ではない研究書1~2章程度)を読み、概要と疑問点(細かい事実は自分で調べることが必要)を出すようにしてもらいます。またそれに対する自分の仮説を考え、以上をまとめてkibacoに提出して下さい。 (またその日の授業については、疑問点が解消したかなどを記載したペーパーを授業の最後に記載して提出する)。 ・テーマに即した調査と資料の作成を行ってもらいます。
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| テキスト・参考書等 |
教科書ではないですが、源川『東京史』(ちくま新書、2023年)を参考文献としてあげておきます。
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| 成績評価方法 |
成績評価方法 担当した文献やテーマでの発表 40% 事前の予習状況と授業内ペーパーの内容 30% まとめ 学修内容についての確認 30% 正当な理由なく4回以上欠席した場合は失格とします。
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質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問受付方法 (オフィスアワー等) 授業終了後、時間をとります。別に時間を設ける場合もありますので、申し出て下さい。 開講後に連絡方法などを伝えます。
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特記事項 (他の授業科目との関連性) |
とくになし。 |
| 備考 |
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