Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月30日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 A0297
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 4限
担当教員 井上 和哉 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
井上 和哉 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【人間の認知バイアスを知る】
 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざが表すように,恐怖心や猜疑心を持ってものを見ると,実際には取るに足らないものであっても,恐怖の対象として見えてしまうことがあります。このことわざからも明らかなように,我々は出来事を常に正確に認識しているわけではなく,時として誤った認識を行ってしまうことがあります。本演習では,誤った認識へとつながる原因となる認知の偏り(認知バイアス)を知り,それを避けるための思考方法(クリティカルシンキング)を学ぶことを目的とします。また,これらの学習を通じて,誤解を与えないプレゼンテーションやコミュニケーションを習得することを目指します。
 具体的には,認知バイアスやクリティカルシンキングの概要を学んだ後,教員が与えた事例や自ら探した事例をもとに,日常にあふれた認知バイアスを発見し,発表してもらいます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・人間の認知のバイアスを知ることで,合理的(理性的・論理的)で偏りのない思考ができるようになる。
・人間の認知バイアスに関する事例の収集を通じて,授業内外で情報を能動的に探索する姿勢(能動的学修姿勢)及び情報の調査・収集能力(情報活用能力)を身につける。
・人間の認知バイアスを知ることで,他者に誤解を与えない情報伝達能力を身につける(コミュニケーション能力)。
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】
第01回 基礎ゼミナールガイダンス
第02回 本ゼミナールの主旨説明,担当教員自己紹介,受講生自己紹介,グループ分け
第03回 担当教員による講義+実習(1)
第04回 担当教員による講義+実習(2)
第05回 グループワーク
第06回 グループワーク
第07回 グループワーク
第08回 中間発表会(各グループによるプレゼンテーションと質疑応答)
第09回 中間発表会(各グループによるプレゼンテーションと質疑応答)
第10回 担当教員による講義 + 実習
第11回 グループワーク
第12回 グループワーク
第13回 グループワーク
第14回 最終発表会(プレゼンテーションと質疑応答)
第15回 最終発表会(プレゼンテーションと質疑応答),レポート提出
※履修者数,履修者の関心,既習内容によって,計画を若干変更する可能性がある。

【授業方法】
本授業では,教員による知識の伝達に加え,受講生間でインタラクションを行い,新たなアイデアを創発することを重視しています。このため,学生間のディスカッション・グループワークや授業外の課題が求められます。
授業外学習 授業内容やグループワークに関連した授業外の課題がある。
テキスト・参考書等 【テキスト】
教科書は特に指定しない。
必要に応じて教員が資料を配付する。

【参考図書】
・Zechmeister, E. B., & Johnson, J. E. (1992). Critical thinking: A functional approach. Brooks/Cole Publishing Company.(ゼックミスタ, E. B.・ジョンソン, J. E. 著, 宮元博章・道田泰司・谷口高士・菊池聡 訳, 1996. 『クリティカルシンキング 入門篇』北大路書房)
・Zechmeister, E. B., & Johnson, J. E. (1992). Critical thinking: A functional approach. Brooks/Cole Publishing Company.(ゼックミスタ, E. B.・ジョンソン, J. E. 著, 宮元博章・道田泰司・谷口高士・菊池聡 訳, 1997. 『クリティカルシンキング 実践篇』北大路書房)
・Meltzoff, J. (2005). Critical thinking about research: Psychology and related fields. American Psychological Association.(ジュリアン・メルツォフ著, 中澤潤監訳, 2005. 『クリティカルシンキング 研究論文篇: 心理学と関連領域』北大路書房.
・楠見孝・道田泰司編 (2015). 批判的思考: 21世紀を生きぬくリテラシーの基盤. 新曜社.
・鈴木宏昭 (2020). 認知バイアス 心に潜むふしぎな働き. 講談社.
・鈴木敏昭 (2022). 私たちは思い込みから逃れられない:「認知バイアス」を正しく活用する方法. 総合法令出版.
成績評価方法 授業態度や授業内課題などの平常点(20%),グループへの貢献および参加姿勢(20%),プレゼンテーションの内容(30%),レポート(30%)を評価の対象とします。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは設定していませんが,毎回授業終了後に可能な範囲で質問や相談を受けつけます。
また,事前予約の上,個別に対応することも可能です。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
・担当教員の専門については,研究室HP(https://k-inoue.info)を参照してください。
・担当教員の研究室では,認知心理学や感情心理学に関する様々な実験/調査を行っています。これらへの参加は本ゼミナールの授業内容を理解する上でも有用です。ぜひご協力いただければ幸いです (https://k-inoue.info/?p=983)。
・第2回に受講生による自己紹介を行います。受講生は3分程度の自己紹介を考えてきて下さい。
・本ゼミナールは文系・理系を問わず,人間の認知や感情に興味をもつ学生の積極的な参加を期待します。
備考