Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0297
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 石原 正規 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
石原 正規 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【ヒトの知覚・認知・行動を探る】
 「人間」を対象とする心理学において、その複雑な心の働きを探り、その特徴を理解するにはどうすればよいか。本ゼミナールでは「実験心理学」と呼ばれる研究領域について、基本的な事柄を方法論も交えながら理解することを目標とする。先行研究に関する情報収集、実験・調査の準備にはじまり、どうしたら客観的なEvidence を得ることが可能になるのか?その研究の組み立て方、研究方略、予想される結果など、問題解決の糸口を学生と一緒に考えながら進める。グループ毎に関心のある問題を設定し、データの収集・分析、結果をまとめ、発表するまでのプロセスを体験する。人間の心理(知覚・認知・行動)にみられる諸側面について、グループワークを通して「実証的に扱う方法を学ぶ」のがこのゼミナールの大きな特色である。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
人間の知覚・認知に関する機能的特徴を理解する。またそれらがどの様に行動と関わっているのかについて理解を深める。実験心理学の視点から、人間の知覚行動のもつ意味を分析的、統合的に考えられるようになることを本ゼミナールのねらいとする。
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】
第01回 基礎ゼミナールガイダンス
第02回 本ゼミナールの主旨説明、担当教員自己紹介、受講生自己紹介、グループ分け
第03回 担当教員による概説、マインドマップの作成
第04回 研究の進め方、情報の収集
第05回 グループワーク
第06回 グループワーク
第07回 グループワーク
第08回 中間発表会(各グループによるプレゼンテーションと質疑応答)
第09回 中間発表会(各グループによるプレゼンテーションと質疑応答)
第10回 担当教員による解説、補足など
第11回 グループワーク
第12回 グループワーク
第13回 グループワーク
第14回 最終発表会(プレゼンテーションと質疑応答)
第15回 最終発表会(プレゼンテーションと質疑応答)、レポート提出
※履修者数、履修者の関心・既習内容によって、計画を若干変更する可能性がある。

【授業方法】
本授業では教員が一方的に知識を伝達するのではなく、学生が主体的に学びに取り組むことを意図している。そのため、学生間のディスカッション・ワークや授業外の課題が求めらる。
授業外学習 授業内容やグループワークに関連した授業外の課題がある。
テキスト・参考書等 【テキスト】
教科書は特に指定しない。

【参考図書】
・下條 信輔(著)「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤」(講談社現代新書)
・一川 誠(著)「錯覚学-知覚の謎を解く」(集英社新書)
・箱田 裕司ら(著)「認知心理学 (New Liberal Arts Selection)」(有斐閣)
・松田 隆夫(著)「知覚心理学の基礎」(培風館)
・大山 正(著)「実験心理学への招待―実験によりこころを科学する」(サイエンス社)
・その他参考文献、図書は授業内で紹介する。
成績評価方法 平常点(授業態度・提出物の有無等)(20%)、グループへの貢献および参加姿勢(20%)、プレゼンテーションの内容(30%)、レポート(30%)を評価の対象とする。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは特に設定しないが、毎回授業終了後に可能な範囲で質問や相談を受け付ける。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
・担当教員の研究については、研究室HP(https://ilab.fpark.tmu.ac.jp)の他、
「ミニ講義」(https://www.tmu.ac.jp/cooperation/tmunavi/index/hum/hss/6713.html)や
「メトロノワ」(https://metro-noix.tmu.ac.jp/article/0021.html)などの大学内サイトにも情報がありますのでそちらを参考にしてください。
・第2回に受講生による自己紹介をして頂きます。受講生は3分程度の自己紹介を考えてきて下さい。
・本ゼミナールは文系・理系を問わず、ヒトの知覚行動に興味をもつ学生の積極的な参加を期待します。
備考