Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0422
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 石島 健太郎 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
石島 健太郎 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【社会問題を考える】
社会問題を人々の活動と捉える――つまり、人々が関心をもち、解決を訴え、議論をするからある状態が社会問題として扱われると考える――立場から分析し、報告・討論を行う。履修者は関心の近い者同士で少人数のグループを組み、とくに現在進行中のトピックについて、協働して調査・分析・発表を行うことになる。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・資料収集能力、とくに公的統計や新聞データベースの利用方法に習熟すること(情報活用能力)
・対象とする社会問題を自身で決め、グループのメンバーと共に積極的に調査すること(能動的学修姿勢)
・調べたことを他者にわかりやすく伝える技法を身につけること、および大学の授業で臆せず発言・議論できるようになること(コミュニケーション能力)
授業計画・内容
授業方法
1.基礎ゼミナールガイダンス
2.授業の進め方、自己紹介、評価基準等
3.講義:社会問題とは何か
4.テーマの決定、グループ分け
5.情報収集(1):新聞記事データベース
6.情報収集(2):論文データベース、公的統計
7.グループごとに発表準備
8.中間報告および討論(1)
9.中間報告および討論(2)
10.中間報告および討論(3)
11.グループごとに発表準備
12.最終報告および討論(1)
13.最終報告および討論(2)
14.最終報告および討論(3)
15.全体のまとめと講評

まず、本授業での基本的な視座となる社会構築主義を解説する。その上で、各自が関心をもつ社会問題をめぐる人々の活動の様子を、各種の資料の収集を通じて調査する。
各グループは最低2回、授業内で報告を行い、全員でその内容について討論する。
授業外学習 余裕をもって発表準備を行うこと。とくに資料収集・発表準備は授業時間内では完結しないので、授業外でも積極的に準備をする必要がある。
テキスト・参考書等 ジョエル・ベスト・赤川学監訳,2020,『社会問題とは何か――なぜ、どのように生じ、なくなるのか?』筑摩書房.
このほか、授業内でも適宜提示する。
成績評価方法 プレゼンテーションの内容(40%)、授業内での発言の積極性(40%)、学生同士の相互評価(20%)。
標準的に取り組んでいれば成績は4とし、5は合格者全体の4割以下とする予定。発表や議論を中心とする授業なので、4回以上の欠席は原則として不合格とする。とくに報告担当時の欠席は厳に慎まれたい。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
初回授業時に連絡方法を伝える。
オフィスアワーは人文社会学部社会福祉学教室の掲示を確認のこと。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考