Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0430
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 4限
担当教員 篠田 昌志 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
篠田 昌志 法律学コース

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【現代社会生活における法の役割】
われわれが生活する社会において法がどのように関わっているのかを実感することが授業方針である。具体的には、現代社会で生じる様々な法現象を素材としてその現状や問題を把握するなどして日常生活と法とのかかわりに関心や興味を抱いてもらうことが狙いである。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・事前に提示された題材についてのグループによる討論や個人報告での質疑応答などを通じて、自分の考えをわかりやすく相手に伝え、また、相手の発言内容の趣旨を把握して、互いの考え方を理解しつつ協働して活動できる(コミュニケーション能力)。
・個人報告を通じて、自ら課題をみつけ、それに関する文献収集などの調査や検討するなどして、発表するための基本的な技術やプレゼンテーション能力を取得できる(情報活用能力)。
・グループによる議論や個人報告のための事前調査などを通じて、当該題材やテーマについて自ら考え、問題点を発見するなど能動的な学習ができる(能動的学修姿勢)。
授業計画・内容
授業方法
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 イントロダクション(授業目的やゼミ内容の説明など)
第3回 グループ・ディスカッション 1 
第4回 グループ・ディスカッション 2
第5回 グループ・ディスカッション 3
第6回 個人報告 1
第7回 個人報告 2
第8回 個人報告 3
第9回 個人報告 4
第10回 個人報告 5
第11回 個人報告 6
第12回 個人報告 7
第13回 個人報告の補足と反省(1)
第14回 個人報告の補足と反省(2) 
第15回 まとめ(受講生による授業全体の検証と反省)

【授業方法】
・本基礎ゼミは、受講生を主体として、①「グループ討論」と②「個人報告及び質疑応答」の2部構成で授業を実施する。
・上記①「グループ討論」(第3回~第5回)は、教員が提示する題材についてグループでの検討及び意見交換を行う。
・上記②「個人報告及び質疑応答」(第6回~第12回)は、個々の受講者が社会生活におけるさまざまな法現象(主として、市民生活・家族生活・消費生活・国民生活などにおける法現象、企業活動に関する法現象、情報社会における法現象、犯罪に関わる法現象)について具体的なテーマを自ら探索して決定し、文献等の調査を行ってレジュメを作成・配付した上で個人による発表を行う。発表後、全員による質疑応答を行う。そして、第13回と第14回は、個人報告の際の質疑応答などを踏まえて、個々の受講者による報告の補足と反省を行う。
・第15回は、議論、個人報告の仕方、文献の収集方法などについて、授業全体にわたる受講生による検証及び反省の作業を行う。
・なお、受講者数や進捗状況により授業予定や授業回を変更する場合がある。
授業外学習 ・グループ討論では、事前に提示された題材について、各自、文献等の調査や題材の検討などの準備を行って授業に臨むこと。
・個人報告においては、報告者から事前に提示された個人報告テーマについて、報告者以外の者も調査等を行ってあらかじめ内容を把握しておくこと。
・上記2点に関しては、各自が調査や検討した内容をまとめた個人資料を作成しておくこと。
・「グループ討論」の各回終了後に当該議論の「まとめレポート」を各自作成し提出すること。
・「個人報告」では、当該報告に対する質問、疑問、意見などを記載した「個人報告質問票」を各報告者ごとに各自作成し提出すること。
テキスト・参考書等 ・テキストは使用しない。グループ討論の題材、報告レジュメ、課題などの必要資料はkibacoを通じて配付する。詳細は第2回イントロダクションにて説明する。
・参考文献等については授業時に適宜紹介する。
成績評価方法 ・「①グループ討論や個人報告への参加姿勢」 35%、「②個人報告でのレジュメや報告の内容」40%、「③レポートや授業中の提出物等」25%の割合で成績を評価する。
・「グループ討論や個人報告への参加姿勢」においては、発言又は質疑応答の内容及び回数などを評価項目として学びへの取り組み姿勢を評価する(コミュニケーション能力)。
・個人報告に際し自ら選択したテーマについての調査検討状況、報告内容、作成したレジュメ及び補足反省会での報告内容などを評価項目として評価する(情報活用能力)。
・グループ討論終了後に提出する「まとめレポート」、個人報告での各報告に対する「個人報告質問票」及びその他授業中の提出物の内容などを評価する(能動的学修姿勢)。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーとして特定の時間は設定しないが、kibacoの「メッセージ機能」等を利用して質問等を受け付ける。また、質問等はメールでも対応する予定である。メールアドレスは、第2回イントロダクションにて伝える。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
【注意事項】
・授業は教室での対面方式で実施する。
・授業情報の周知や連絡はすべてkibacoを通じて行う。

【他の授業科目との関連】
本ゼミは、討論の仕方、報告の仕方、文献の読み方、レジュメ作成の方法、レポート作成の方法など、大学での学びの基本を身につけることが狙いである。そのためには、授業に積極的に参加し取り組むことが肝要である。とくに、他の学生に任せてしまう授業態度は最も望ましくない。このような学問に対する基本的・能動的な姿勢を身に着けることは、他の授業科目の履修に役立つ。
備考