授業方針・テーマ |
【テーマ】物語を通じて「法」に親しむ。 「法」とは何かという問題は、大変難しい問題です。法学部で学んでいても、さまざまな考え方が主張されていて、「法」が分かったと思えることはなかなかありません。まして、法学部ではない学生にとっては、「法」とは一体何かと考えることもないかもしれません。 そこで、法学部ではない学生にとっても「法」とは何かを考えてもらえるように、物語を通じて「法」という考え方に親しんでもらえないかと考えました。物語は、娯楽の一つでありながらも、現実を加工し、社会における問題を増幅して、分かりやすい形で見せるものでもあります。そのため、物語は、社会において、「法」的問題を発見することに役立つことがあるのです。 「法」とは何かについてさまざまな考え方がありますが、このゼミでは、木庭顕『誰のために法は生まれた』というテキストを使って、一つの考え方に親しんでもらいたいと思います。このテキストは、大学の先生と対話をしながら、高校生が物語を通じて「法」という考え方を学んだ記録です。そのため、法学部の学生だけでなく、法学部ではない学生にとっても、良い題材になるのではないかと思います。このゼミでは、基本的には、テキストの内容に基づいた報告と討論を行ってもらい、一緒に理解を深めていきます。残りの回では、このテキスト以外に、参加者が選んだ題材(映画、小説など)に基づいて、自分なりに「法」的問題を発見し、報告してもらって討論を行うことも考えています。 物語を通じて「法」に親しむことを目指して、法学部だけでなく、理系・文系を問わず、様々な立場の意欲ある学生の参加を歓迎します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
テキストや自らの選んだ題材の内容を適切に読解する能力、一定の視角(このゼミでは、「法」という視点)からその内容を分析する能力、その分析を踏まえて自らの考えを展開する能力、その内容と考えを聞き手に誤解なく伝える能力を身に着けることを目指します。 |
授業計画・内容 授業方法 |
【スケジュール】 第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 導入・自己紹介 第3回 報告・リサーチの仕方 第4回~第11回 テキストに基づいた報告・討論 第12回~第15回 個別報告・討論 参加者は、テキストに基づいた報告か、あるいは自分で選んだ題材に基づいた報告を、1人1回行ってもらいます。自分で選んだ題材に基づく個別の報告では、テキストで示されている「法」の考え方に必ずしも縛られる必要はなく、日ごろの法律問題に絡めた問題設定でも構いません。
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授業外学習 |
報告担当者は、報告と討論に向けてテキストあるいは選択した題材を事前に検討し、レジュメの作成をする準備をしてきてください。 報告担当者以外の方は、可能な限りテキストや題材、レジュメに事前に目を通し、当日の議論に積極的に参加してください。
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テキスト・参考書等 |
テキストは、木庭顕『誰のために法は生まれた』(朝日出版社、2018年)を用います。 参考書等は、適宜、担当教員から紹介します。
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成績評価方法 |
自己の担当回の報告と平常点(出席状況も含めた授業への積極的な関与)を、7:3で評価します。 報告では、テキストや選んだ題材の内容を適切に説明し、その内容に対して自らの考えを述べることができているか、議論では、他の参加者の発言内容を理解し、自らの考えを他の参加者に適切に伝えられているか等を考慮します。
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質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問の受付は kibaco 又はメールで受付けます。メールアドレスについては初回授業時にお伝えします。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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備考 |
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