Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2026年04月01日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 A0440
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 田島 敬之 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
田島 敬之 理学療法学科

詳細情報
授業方針・テーマ 【身体活動不足を減らす環境づくりを考える:からだを動かしたい,動かしやすいまちづくりと健康】
 身体活動(運動・生活活動)は健康に良いと広く知られている一方で,高所得国では身体活動不足が課題となっており,個人の努力だけで解決することには限界があります.そこで本ゼミナールでは,身体活動を「個人の意識や意志」だけでなく,「からだを動かしたくなる・動かしやすい支援環境(物理的環境・社会的環境)」の視点から捉え,身体活動不足の解消に向けた方策を探究します.支援環境の整備には,歩道や公園,公共交通などの物理的環境に加えて,参加の機会づくり,情報提供,仲間づくり,制度やルールの工夫といった社会的環境を組み合わせて進める必要があり,多領域の協働が重要です.
 授業では,学部・専門の異なる学生同士でグループを組み,テーマに関する情報収集(文献,統計,政策資料,事例など)と整理を行い,論点を可視化したうえで意見交換を行います.そのうえで,発表・討論を通じて考察を深めます.医療・福祉・健康分野に限らず,法学,建築・都市計画,行政,交通,観光など多様な観点からの着眼点を尊重し,それぞれの立場や関心にもとづく提案を磨くことを重視します.
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
1.【知識・理解(テーマの最低限の基礎)】身体活動(運動,生活活動)の基本的な概念と,身体活動不足が健康や社会に与える影響の概要を説明できる.また,「からだを動かしたくなる・動かしやすい環境」を,場所やしくみの工夫(例:歩きやすさ等)と,機会や支えの工夫(例:情報提供や参加のきっかけ等)の両面から,具体例を挙げて整理できる.
2.【能動的学修姿勢】自らの関心や問題意識にもとづいて問い(課題)を設定し,必要な作業を計画して実行できる.また,学修の過程を振り返り,次の行動(調べ方,議論の進め方,発表準備等)を改善できる.
3.【情報活用能力】文献,統計,政策資料,事例等の多様な情報を収集し,根拠の確からしさに配慮しながら整理・要約できる.あわせて,大学のメールや学内システム等を用いて授業に必要な情報(連絡,資料,締切等)を主体的に確認し,適切に対応できる.
4.【コミュニケーション能力】グループ活動において,自分の考えや疑問を分かりやすく伝えるとともに,他者の意見を的確に理解できる.また,役割分担と連絡(メール等)を通じて協調的に活動し,議論を前に進めることができる.
5.【コミュニケーション能力/情報活用能力】グループ調査の成果を,根拠と主張の対応が分かる形で資料(スライド,図表等)にまとめ,口頭で発表できる.さらに,ディベートや質疑応答において,根拠にもとづいて主張を述べ,相手の主張を踏まえて論点を整理し,考察を深めることができる.
授業計画・内容
授業方法
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 オリエンテーション・自己紹介・アイスブレーク
第3回 身体活動と健康,身体活動不足,身体活動を支える環境づくり/情報収集の入口
第4回 情報の読み方・まとめ方/グループで問い(課題)案の作成
第5回 グループワーク:健康に関する現状を整理し,論点を可視化する
第6回 グループワーク:身体活動不足に関する現状を整理し,問いを精緻化する
第7回 グループワーク:テーマの検討・決定
第8回 グループワーク:文献探索・資料探索/要点の整理と共有
第9回 グループワーク:中間発表に向けた構成づくり・発表準備
第10回 中間発表・質疑応答
第11回 グループワーク:テーマ・課題の再検討/追加調査と論点整理
第12回 グループワーク:身体活動不足解消に向けた支援環境の提案づくり
第13回 グループワーク:最終発表準備
第14回 最終発表・質疑応答
第15回 最終発表・質疑応答/まとめ

<授業方法>
・授業は,講義,個人での調査・整理,グループワーク,討論を組み合わせて進める.
・グループワークでは,各班で問い(課題)とテーマを設定し,関連資料(文献,統計,政策資料,事例など)の収集・読解・要約を行う.そのうえで,班内で情報共有と議論を重ね,発表資料の作成と発表準備を行う.
授業外学習 ・各回の授業内容を踏まえ,次回までに個人またはグループで必要な準備学習を行う.
・準備学習には,文献・資料の探索と収集,資料の読解と要約,発表内容に関する検討・整理,発表資料(スライド等)の作成を含む.
・学習形態は個人またはグループとし,役割分担とスケジュール管理を行いながら,計画的に協力して取り組むこと.
テキスト・参考書等 ・指定テキストは設けない.授業内で必要に応じて資料およびワークシートを配付する.
・グループで探究するテーマに関する文献・資料は,webサイト,文献データベース,図書館等を活用して各自収集し,授業内で共有すること.
成績評価方法 ・個人課題 20%(第3回,第4回:ミニッツペーパー,第15回:振り返りレポート)
・グループ課題 20%(第5回,第6回:授業内で作成する成果物)
・中間発表 20%(第10回:提出資料,口頭発表,質疑応答,討論への関与を含む)
・最終発表 30%(第14回,第15回:提出資料,口頭発表,質疑応答,討論への関与,学生間の相互評価を含む)
・グループへの貢献 10%(第7回〜第9回,第11回〜第13回の活動記録等)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
・質問や連絡は,原則として授業後に受け付ける.授業後に対応が難しい場合は,メール(田島敬之:ttajima@tmu.ac.jp)で連絡すること.
・メールで連絡する際は,用件に加えて,学修番号,学科,氏名を必ず明記すること.
・研究室(荒川キャンパス)への来室,またはオンラインでの相談が必要な場合は,事前にメールで希望内容と候補日時を連絡すること.日程調整のうえ,対応可能な場合に改めて連絡する.
特記事項
(他の授業科目との関連性)
・本授業は,学部・学科を問わず,多様な背景や関心をもつ学生の参加を歓迎する.
・受講者数や授業の進行状況に応じて,授業計画および内容を一部変更する場合がある.
備考