Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月26日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F0947
学期 集中 曜日
科目 心理学特殊講義 時限 0限
担当教員 井上 和哉 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JSD-226-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
井上 和哉 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ 心理学の研究を行うためにはコンピューターの使用が不可欠となっています。例えば,心理学の実験や調査に特化したソフトウェアやサービスを使いこなす必要があり,統計分析のためのソフトウェアの使い方や結果の見方を理解する必要があります。本講義では,心理学の実験や調査を行うためのソフトウェア(lab.jsまたはPsychoPy)の使い方や統計分析を行うためのソフトウェア(RまたはHAD)の基本を学習します。

習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・心理学の実験で使用する実験ソフト(lab.jsまたはPsychopy)を用いて,自分で心理学の実験プログラムを作れるようになる。
・心理学のデータ分析で使用する統計ソフト(R,場合によってはHADも)を用いて,データの操作,簡単な分析,作図を行えるようになる。
・ソフトウェアの使い方を含め,心理学の実験を計画し,実施し,データを分析できるようになる。
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】
実験ソフトの使い方
第1回:実験ソフトの紹介
第2回:文字や画像の提示
第3回:マウスやキーボードからの反応の取得
第4回:プログラムの繰り返しの実行
第5回:条件分岐
第6回:複雑なプログラムの作成(1)
第7回:複雑なプログラムの作成(2)

統計ソフトの使い方
第8回:RとRstudioの概要
第9回:変数の使用と四則演算
第10回:記述統計
第11回:図の作成(1)
第12回;図の作成(2)
第13回:t検定や分散分析
第14回:複雑なデータの操作
第15回:授業全体のまとめ
※上記の計画や順番は受講人数や学生の理解度に応じて変わることがあります。

【授業方法】
本授業は実習が中心になります。手を動かしながらソフトウェアの使い方を学びます。
このため毎回パソコンを持参する必要があります。
※持参できない場合はご相談ください。

【開講時期】
2月の補講期間を予定しています。
授業外学習 授業で扱う内容のキーワードや参考資料等をkibacoにアップロードするので,事前に予習をした上で授業に参加することが望ましい。
テキスト・参考書等 テキストは使用しない。
参考書は授業中に適宜紹介する。
成績評価方法 平常点70%(授業中の実習への取り組み,授業態度,課題の実施などを総合的に評価),レポートまたはプログラム作成等の課題30%
質問受付方法
(オフィスアワー等)
授業外の質問はメールで受け付けます。kibacoのメッセージは見落とすことが多いため,推奨しません。
tmu-class●k-inoue.info に送って下さい(●は@に交換のこと)。オフィスアワーはありませんので,対面での質問を希望する場合は,メールでアポイントメントをとってください。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
心理学教室の学生を主な受講生として想定しているため,それ以外で受講を希望する人は事前にメールで相談してください。
心理学特別研究や卒業論文でコンピュータを用いた実験/調査を行う予定の人,3年次に井上のゼミへの所属を考えている人は是非履修してください。
本授業で扱う分析は基礎的なものなので,発展的なものをRで実行するやり方を知りたい人は計量心理学演習を受講してください。
備考