授業方針・テーマ |
現代日本語の文法理論(形態論・統語論)を学ぶ |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
日本語を教えるために役立つ文法的知識を、共時的と通時的な観点から学ぶ。標準語だけが日本語ではなく、諸方言には標準語に見られない文法事象や文法範疇があることを学ぶ。 |
授業計画・内容 授業方法 |
標準語は日本語一変種にしか過ぎない。この授業で日本語諸方言に見られる文法事象や文法範疇(カテゴリー)を対象言語的にみることによって、日本語文法の全体像を把握する。 1.オリエンテーション、入門 2.存在動詞(いる、おる、ある) 3.アスペクト(進行態・結果態) 4.証拠性 5.時制 6.現象と本質(時間的限定性) 7.~てある 8.形容詞・形容動詞の区別の有無 9.可能表現 10.疑問文と上昇イントネーション 11.文法事象と言語接触 12.ピジン日本語 13.ネオ方言 14.ウチナーヤマトゥグチ 15.混合言語
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授業外学習 |
毎回かならずKIBACOの「おしらせ」、「資料」、「課題」、「テスト」のところを確認してください。テキストにそって進めるが、テキストは授業中に読まないので、必ず前もって読んできてください。 |
テキスト・参考書等 |
工藤真由美、八亀裕美(2008)『複数の日本語 方言からはじめられる言語学』講談社1500円 |
成績評価方法 |
授業での口頭発表、宿題・グループワーク・授業での積極的参加50%。期末試験50% |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
月曜日10:30−12:00、またはメールによる事前相談。 教員への相談メールの送り先:dlongあっとまーくtmu.ac.jp. |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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備考 |
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