授業方針・テーマ |
泥棒、男娼をしながら放浪生活を送り、獄中で詩人・小説家として出発したジャン・ジュネ。その半生と作品を「実存的精神分析」の手法で描いたサルトルの『聖ジュネ』は、戦後サルトルの代表作の一つにして、サルトル倫理学の原点といえる著作です。本講義では、「ルッキズム」「悪」「演技」などのテーマに即してサルトルの『聖ジュネ』を読み解きながら、現代社会について哲学的に考察します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
問題を発見し自分で考える能力。現代思想の知識の習得。せまい意味の「哲学」にとどまらず、現代社会の諸問題について具体的に考える力。 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業計画は進度や受講生の関心によって変更することがあります。 毎回kibakoのテスト/アンケート機能を使って授業に対するコメントを提出してもらいます。次回の授業で、一部を匿名で紹介し、コメントを返すフィードバックを行います。 第1週 授業の進め方についての説明 サルトルの思想と生涯1 第2週 サルトルの思想と生涯2 第3週 ジュネの思想と生涯1 第4週 ジュネの思想と生涯2 第5週 『聖ジュネ』第一部「変身」1 第6週 『聖ジュネ』第一部「変身」2 第7週 『聖ジュネ』第二部「最初の回心(悪)」1 第8週 『聖ジュネ』第二部「最初の回心(悪)」2 第9週 『聖ジュネ』第三部「第二の変身 審美者」1 第10週 『聖ジュネ』第三部「第二の変身 審美者」2 第11週 『聖ジュネ』第四部「第三の変身 作家」1 第12週 『聖ジュネ』第四部「第三の変身 作家」2 第13週 『聖ジュネ』と現代日本社会1 第14週 『聖ジュネ』と現代日本社会2 第15週 『聖ジュネ』と現代日本社会3 |
授業外学習 |
指定した参考書を授業前に読んでおくこと。範囲については毎回の授業で指定します。 |
テキスト・参考書等 |
ジャン=ポール・サルトル/平井啓之他訳『聖ジュネ 演技者と殉教者』Ⅰ〜Ⅱ、人文書院、1966年 見田宗介『まなざしの地獄』河出書房新社、2008年 鈴木道彦『越境の時 一九六〇年代と在日』集英社新書、2007年 永野潤『図解雑学サルトル』ナツメ社、2003年、他
|
成績評価方法 |
毎回のコメント課題30パーセント、期末レポート70パーセントで評価する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
毎回授業時間内に、可能な範囲で質問や相談を受け付けます。それ以外は、zarudora@tmu.ac.jpに連絡して下さい。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
|
備考 |
|