Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月26日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F2155
学期 集中 曜日
科目 哲学特殊講義 時限 0限
担当教員 荻原 理 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHA-325-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
荻原 理 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 『ピレボス』は、幸福と快の関係、幸福と知の関係、存在論、着実な探究方法などを考察したプラトン後期の対話篇である。この作品の内容や関連する事柄を学び、それについて考える。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
『ピレボス』に代表される、プラトン後期の幸福論、快楽論、心論、存在論、探究方法論を理解する。それについて、また関連する事柄について説明したり、批判的に検討したりできるようになる。
授業計画・内容
授業方法
1. イントロダクション
2. “快が善である”という説と、“快よりも知のほうがよい”という説。快や知の多様性
3.「一と多」の問題。学習や探究の「問答法的」方法
4. 快も知も善ではなく、よい生は快と知の混合の生であることの証明。「二位争い」へ
5. 存在するものの四つの類(無限定、限定、無限定と限定との混合体、混合の原因)
6. 身体の苦・快は調和状態の崩壊・回復によって生じる。身体の快と心の快
7. 感覚、記憶、想起、欲求。身体からの心の独立性
8. 偽なる快(そんなものはあるのか)
9. 強烈な快は、苦と混合した快である
10. 心の快と心の苦との混合。とくに、笑いの経験
11. 純粋な快。快が生成だとしたら、快はよいものではない
12. 知の諸種類
13. 全種類の知と、特定種類の知との混合
14. 快に対する知の勝利。順位表
15. ディスカッション、総括

授業時、講義を聴き、質問やコメントをする。授業の何回かに1度、リアクション・ペーパーに質問やコメントを書いて提出する。

授業外学習 次回の授業で扱う『ピレボス』の箇所を読み、質問やコメントをまとめておく。
テキスト・参考書等 テキスト:(1)岩波書店刊「プラトン全集」4(1975年)所収の『ピレボス』(田中美知太郎訳)か、(2)京都大学学術出版会刊「西洋古典叢書」所収のプラトン『ピレボス』(山田道夫訳、2005年)かのいずれか。
参考書:プラトン『国家』(岩波文庫、上下巻、1979年)。それ以外は授業時に紹介する。

成績評価方法 リアクション・ペーパーの内容に基づいて
質問受付方法
(オフィスアワー等)
リアクション・ペーパーで、また授業後に、またメールで(satoshi.ogihara.e7@tohoku.ac.jp)
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考