| 授業方針・テーマ |
「日本児童文学の1987年」
現代日本児童文学は、1980年に大きな転換点を迎えたと言われています。本講では、1987年に刊行された3つの児童文学作品を中心に、「創造者の主体性」という議論の枠組みからこの問題について検証します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
文学作品の(批判的)読解能力の養成 ※具体的な方法論としては、①戦後日本児童文学史の(批判的)受容、②二次テキスト(論文・評論etc.)の参照、③「作品分析」、④いわゆる「テクスト論」(1980年代ということで)、を想定しています。
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授業計画・内容 授業方法 |
<授業計画・内容> 第1回 イントロダクション:問題の枠組み/叩き台としての「現代日本児童文学史」 第2回 『屋根裏の遠い旅』(ほか):「作家(創造者)」としての那須正幹 第3回 『ぼくらは海へ』:「現代日本児童文学の1980年」 第4回 『海のメダカ』①:教科書的な理解 第5回 『海のメダカ』②:作品分析と皿海達哉の作家論 第6回 参照項としての『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』①:一般的な読解 第7回 参照項としての『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』②:作品の核心 第8回 『扉のむこうの物語』①:岡田淳作品・概説 第9回 『扉のむこうの物語』②:「創造者の恣意性」 第10回 (おまけ):「平衡世界の想像力」もしくは「読解の制度」 第11回 (おまけのつづき):「平衡世界の想像力」もしくは「読解の制度」 第12回 『あたしをさがして』①:作品概要 第13回 『あたしをさがして』②:難解な物語の真相(?) 第14回 『西の善き魔女』:パロディによって得られたものと失ったもの(もしあるなら) 第15回 総括(とその先の「フィクション」へ)
<授業方法> 授業は、講義(リアクションペーパーの内容への言及を含みます)と、テキストの内容の確認・検討(受講者自身が行うものを含む)が中心です。 |
| 授業外学習 |
可能な範囲で授業で取り上げる作品(評論・論文・文学テクスト以外の作品を含む)に触れてください。 |
| テキスト・参考書等 |
二次テキストについては、授業内で指示します。 |
| 成績評価方法 |
レポート 70% 授業への関与(リアクションペーパー等) 30% ※単純な足し算ではないので、数字はイメージ的なものになります。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
①授業前後に直接質問する ②kibacoでメールを送る(返信が遅れることがあります) |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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| 備考 |
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