Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年02月03日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F4217
学期 後期 曜日
科目 フランス語圏文化論 時限 5限
担当教員 西山 雄二 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHH-205-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
西山 雄二 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 「20世紀フランスの思想」
20世紀を通じて、フランスでは哲学や思想の知的探究が、文学や芸術、精神分析、人類学、経済学、歴史学などと交錯しながら展開された。そららの思潮は西欧中心主義的な思想への反省や対抗として現れ、主体や意識、身体、歴史、文明、政治などのさまざななテーマを刷新した。実存主義や構造主義、ポスト構造主義などと表現されるこれらの思潮は世界的に拡散され、応用され、いまでは人文学研究の明示的ないし暗示的なスタンダードとなっている。本演習では、20世紀フランスの思想をオムニバス形式で辿ることでその思潮を概観する。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
本演習を受講するあなたは、20世紀フランスの思想のテクストの読解を通じて、さまざまな主題を渉猟することになる。また、テクストの分析を通じて、フランス語と日本語の能力を洗練させることがあなたには期待される。
授業計画・内容
授業方法
演習は、フランス語テクストの抜粋の翻訳と分析、各思想家の説明から構成される。抜粋はフランス語で読むが、日本語訳も配布するので、フランス語未修者でも参加可能。論じる思想家は昨年度と重複する場合もあるが、過去の演習とは異なるテクストを読む。また、受講生の興味関心に応じて、扱われる思想家が変更されることもある。
1.ガイダンス
2.ジャン=ポール・サルトル
3.アルベール・カミュ
4. ジョルジュ・バタイユ
5. モーリス・ブランショ
6. ロラン・バルト
7.クロード・レヴィ=ストロース
8.ミシェル・フーコー
9.ジャック・ラカン
10. ジャック・デリダ
11. ジル・ドゥルーズ
12. エマニュエル・レヴィナス
13. ジャン゠リュック・ナンシー
14. カトリーヌ・マラブー
15.まとめ
授業は基本的に対面で実施されるが、オンラインで実施されることもある。その際はkibacoなどを通じて事前に告知する。
授業外学習 授業の内容を復習しながら、次回のテクスト抜粋を読んでくること。
テキスト・参考書等 上記の授業計画に記した文献(抜粋)は基本的に複写物を配布する予定。
成績評価方法 授業への参加、発表とコメントで成績評価。原則的に、試験・レポートはおこなわない。

質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受付しますので、事前にメール(ynishi@tmu.ac.jp)でアポイントメントをとってください。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考