授業方針・テーマ |
労働法の各論点について、裁判例・学説を詳細に分析することで、各受講生の理解を深め、雇用社会・企業社会において通用する労働法の知識・能力の獲得を目的とする。 取り上げるテーマについては、各受講生の希望を聞いた上で決定する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
労働法の全体像を深く、体系的に学ぶことはもちろん、社会や企業において必要となるプレゼンテーション能力、ディベート能力、問題解決能力を養うことを目標とする。 活発な議論をするためにも、授業内・授業外における積極的な姿勢が求められる。 |
授業計画・内容 授業方法 |
ゼミの形式としては、数名(3~5人)で一つの班を構成し、班単位での報告・議論というやり方を考えている。発表担当班にテーマ・判例報告をしてもらうとともに、そのテーマに沿った事例問題を作成・発表してもらう(1週目)。そして、発表班以外の班が、事例問題に対する回答をそれぞれで考え、それを踏まえて、議論(ディベート)をしてもらう(2週目)。労働法の各論点に内在する問題点を発見し、それに対する各自の問題解決能力を養ってもらいたい。
【授業計画】 ≪前期≫ (1)ガイダンス(ゼミの説明、テーマ決定) (2)~(15)各班による発表・ディベート
≪後期≫ (16)ガイダンス(テーマ決定) (17)~(30)各班による発表・ディベート
※kibacoにてゼミの進め方についての動画を上げる予定である。受講を考える際の参考にしていただきたい。 |
授業外学習 |
班単位での報告・議論が中心となるため、班ごとに集まり、レジュメの作成・議論をしてもらう必要がある。そのため授業外学習は必須である。積極的なゼミへの参加を求める。 |
テキスト・参考書等 |
【テキスト】 土田道夫『労働法概説(第4版)』(弘文堂・2019年) ※発表の準備・授業外学習をするうえで必須である。
【参考書】 『ジュリスト労働判例百選・第10版』(有斐閣・2022年) 土田・豊川・和田編『ウォッチング労働法・第4版』(有斐閣・2019年)
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成績評価方法 |
出席状況・担当報告の内容・ディベートへの参加などを総合的に判断して評価をする。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問受付は随時受け付ける。事前にメールで連絡してください。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
労働法についての基本的知識がない学生も、意欲があれば積極的に歓迎する。『意欲』を持ちつつ、『努力』をすることが、やがて『成果』へと結びつく。 なお、参加希望者は、初回のゼミが始まる2日前までに事前に天野(s-amano@tmu.ac.jp)までメールし、kibacoの仮登録をしたうえで、初回の授業に参加すること。なおメールには、300字程度の「志望動機」(Wordで作成)を添付してください。
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備考 |
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