Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月15日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 G163
学期 前期 曜日
科目 法律学政治学特殊講義(刑法Ⅲ) 時限 3限
担当教員 星 周一郎 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
星 周一郎 法律学コース

詳細情報
授業方針・テーマ 共犯論(刑法総論)および社会・国家法益に対する罪(刑法各論)に関する解釈論を扱う。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
刑法一部・刑法二部で十分に扱うことのできない重要テーマを対象として、刑法解釈論の理解を深めるとともに、法的・論理的思考力を涵養することを目的とする。以上と並んで、文書作成能力等の涵養も目指す。
また、国家試験、法科大学院入試等にも対応できる内容とする。
授業計画・内容
授業方法
全15回を用いて、以下の順序で講述する予定である。

1. 共犯論(第1回~第7回)
 (1) 共犯と正犯
 (2) 共同正犯
 (3) 教唆・幇助
 (4) 共犯の諸問題
2.罪数論(第8回)
3.社会法益に対する罪(第9回~12回)
  (1) 放火罪・往来危険罪
  (2) 偽造罪
4.国家法益に対する罪(第13回~第15回)
  (1) 公務執行妨害罪
  (2) 犯人隠避・証拠隠滅罪
  (3) 賄賂罪
授業外学習 予習については、講義終了時に次回予定を説明するので、それに合わせてテキストに目を通してから講義に臨むこと。
復習については、講義終了時に復習ポイントを説明するので、レジュメ・テキストを使いつつ理解の定着を図ること。
テキスト・参考書等 教科書
・前田雅英=星周一郎『最新重要判例250刑法(第13版)』(弘文堂)
教科書的参考書
(以下のいずれかを用意することが望ましい。詳細は開講時に説明する。)
・前田雅英『刑法総論講義(第7版)』(東京大学出版会)
・前田雅英『刑法各論講義(第7版)』(東京大学出版会)
・木村光江『刑法(第4版)』(東京大学出版会)
成績評価方法 学期末の筆記試験による。(100%)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワー・連絡先については、初回講義時に説明する。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
「刑法一部」「刑法二部」を受講済みか、少なくとも同時履修していることが望まれる。
備考