Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年04月01日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 H0445
学期 前期 曜日
科目 金融論2 時限 3限
担当教員 松岡 多利思 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
KEF-201-1:経済経営学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
松岡 多利思 経済経営学科

詳細情報
授業方針・テーマ 「金融論1」では扱わなかった発展的なトピック、特に貨幣理論や金融政策について解説します。本講義は「金融論1」の応用編と位置付けられます。世代重複モデル(Overlapping Generations Model)用いて、貨幣や金融政策の問題を理論と実証の両面で考えていきます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
金融理論を学び、現実の金融システムへの理解、またその対策を学ぶことをこの講義の目的とします。
授業計画・内容
授業方法
第01回 ガイダンス
第02回 2期間の効用最大化問題(復習)
第03回 貨幣の世代重複モデル: 基本的枠組み
第04回 貨幣の世代重複モデル: 不換紙幣
第05回 商品貨幣
第06回 インフレーション
第07回 シニョレッジ
第08回 為替レート: 2ヵ国通貨
第09回 ビットコインと中央銀行デジタル通貨
第10回 貨幣と資本
第11回 国債
第12回 貨幣と国債
第13回 非伝統的な金融政策(1)
第14回 非伝統的な金融政策(2)
第15回 講義のまとめ
授業外学習 講義内容の復習を行い、出された課題に取り組むこと。
テキスト・参考書等 教科書は指定せず、教員作成の講義資料に基づいて講義します。
参考書1:『Modeling Monetary Economies』5th Edition, B.Champ, S.Freeman, & J.H. Haslag, Cambridge University Press, 2022.
参考書2:『金融論 市場と経済政策の有効性』【新版】, 福田慎一 [著], 有斐閣, 2020年.
参考書3:『動学マクロ経済学』,二神孝一[著], 日本評論社, 2012年
成績評価方法 複数回の課題40%、期末試験60%により成績評価を行います。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
質問等は授業後もしくはメールでも受け付けます。
オフィスアワーは木曜日3限。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
入門ミクロ経済学、入門マクロ経済学、基礎数学および金融論1の知識を前提とします。

今後また変更がある場合は kibaco を通じてお知らせします.オンライン授業になった場合の授業方法の詳細も kibaco に掲示しますのでそちらをご覧ください。
備考