| 授業方針・テーマ |
自然環境、社会文化、政治経済の影響を受けた世界の諸地域の事例を取り上げながら、人文社会科学の枠組みにおいて、どのような地誌学的アプローチの可能性があるか、さらにはどのようなものが地誌学的な素材として使えるかを考えていきます。 なお、レポートの分量が多いので、充分に考えてから登録ねがいます。なお、連絡はkibacoで行ないますので、履修を予定している人は、全員必ず初回授業の前日までにkibacoに自己登録をしておいてください。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
世界の諸地域の現実や事象や文化に対して、地誌学的な立場からいろいろな切り口や捉え方があることを知り、それを応用できるような力を養うとともに、さまざまな空間的スケールにおいて、人間と自然と社会の関係性を理解しつつ、既成の地域像にとらわれない見方の獲得を重視します。
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授業計画・内容 授業方法 |
次のテーマを予定していますが、内容や順番が一部変わることもあります。 ⓪似た事象に対する複数の地図表現、①新しい地誌学のアプローチ、➁セトルメント・パターンと自然的・文化的条件、③空間的セグリゲーションの功罪、④5つの地域区分概念とそれぞれの特徴、⑤文化相対主義と社会構築主義の交錯、⑥地図的スケールと地理的スケール、⑦場所アイデンティティの諸相、⑧マゾン熱帯森林の開発・破壊・保護、⑨太平洋島嶼の自然に関するフォーク・タクソノミー、⑩サブサハラ現代文化の創造性と真正性、⑪パレスチナ占領地に見る領域性、⑫ヨーロッパの地域間格差と欧州連合、⑬西アフリカのバオバブ利用と人々、⑭中南アメリカのコーヒー栽培と人々、⑮北極圏のイヌイットとカナダ準州。 上で述べましたが、履修者は、初回授業の前日までに必ずkibacoを見て、自己登録しておくことが求められます。また、授業期間中も定期的にkibacoをチェックすることが求められます。 |
| 授業外学習 |
授業で取り上げた内容について、記憶のあるうちに自分で補足しながら整理し、その上で可能ならば、授業で扱ったテーマに対してどのような事例、考え方、アプローチが他にあるかを考えてください。 |
| テキスト・参考書等 |
各回ごとに授業担当者が作成したオリジナルのプリントを配布します。参考図書として、①「世界地誌シリーズ」(朝倉書店)、②「朝倉世界地理講座」(朝倉書店)、➂「ベラン世界地理大系」(朝倉書店)の各巻を挙げておくので、関心がある人は目を通すといいと思います。授業中に出てくる地域や場所の基本情報を知るには、➃「世界地名大事典」(朝倉書店)の各巻が参考になります。また、⑤ナショナルジオグラフィック誌日本語版サイトも、世界の現実や情勢を知る上で参考になります。 |
| 成績評価方法 |
合計1万字前後を予定している課題レポートや総合レポートを中心に、平常点も含めて評価します。レポートは独自性と理解度を重視して採点し、全レポートを提出した場合のみ採点対象とします。授業内容や図書・論文・インターネット情報等をまとめただけのレポート、およびそのように見えるレポート、自分の力で書いていないと判断されるレポートは採点対象になりません。また、全て提出しても、レポート内容が不十分な場合や独自性が乏しい場合は成績「不可」となるので、ご注意ねがいます。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは水曜1限ないし水曜昼休み。質問がある場合は、kibacoのメッセージ機能を使ってください。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
この授業は2年次以上が対象です。4年次に履修して、教育実習や就職活動で数回欠席する場合は、別にレポートを課すので、できるだけ3年次までに履修することが望ましいです。 地理環境学科の学習・教育目標との対応:B-2。 地理環境学科のカリキュラム上の方針に基づき、取り上げる事例のほぼすべてが海外地域となります。 |
| 備考 |
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