授業方針・テーマ |
社会的インフラストラクチャであるコンピュータネットワーク上において,現在,企業活動等のさまざまな社会活動が活発に行われている.本講義では,コンピュータネットワークに関する基本的諸技術を体系的に習得し,これら社会活動がどのような技術に支えられているかを学習する. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
1.各種情報ネットワークを実現している諸技術について理解する. 2.インターネットを支える諸技術およびネットワークサービスについて理解する. 3.近年のネットワーク技術であるモバイルネットワークおよびIoTネットワークについて理解する.
|
授業計画・内容 授業方法 |
講義では,要素技術として,各種プロトコル,ネットワーク制御技術,サービスモデルについて学習した後,インターネットのネットワークレイヤの各レイヤごとにその概要について学習する.また,近年,発達が著しいモバイルネットワークおよびIoTネットワークについて学習する.
1. 情報化社会とコンピュータネットワーク 2. ネットワークを利用したコミュニケーション 3. 通信プロトコルと階層構造 4. ネットワークアーキテクチャ 5. データリンク層・物理層 6. ネットワーク層 7. トランスポート層 8. アプリケーション層 9. ローカルエリアネットワーク(有線) 10. ローカルエリアネットワーク(無線) 11. ワイドエリアネットワーク 12. モバイルネットワーク 13. ネットワークセキュリティ 14. 次世代ネットワーク技術 15. まとめ
スライドおよび配布資料を元に解説する.また,学生の理解度を確認するための小テストおよびレポートを適宜課す.
|
授業外学習 |
事前に配布する資料をもとに、次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解していくこと。また、適宜、予習あるいは復習として小レポートを課す。
|
テキスト・参考書等 |
(テキスト) 特に指定なし.授業中あるいはkibacoを用いて資料を配布する. (参考書) 鳥則郎 監修:情報ネットワーク,未来へつなぐデジタルシリーズ(共立出版) 池田克夫 編著:コンピュータネットワーク,新世代工学シリーズ(オーム社)
|
成績評価方法 |
小テストあるいはレポート(30%)、期末試験(70%) |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
原則として、毎週水曜日1限2限をオフィスアワーに設定する。質問がある場合は、前日までにメールで予約をした上で、研究室(日野1-207)まで来訪すること。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
|
備考 |
|