Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月25日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 L0284
学期 前期 曜日
科目 エンベデッドシステム 時限 5限
担当教員 五箇 繁善 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
五箇 繁善 電子情報システム工学科

詳細情報
授業方針・テーマ エンベデッドシステムとは電化製品などのハードウェアに搭載されている「組込みシステム」ことで、ハードウェアとソフトウェアが交差するところに存在する。最近はIoT分野において話題になっている。
本講義では、エンベデッドシステムの定義 、特徴、構成等についてArduino UNO互換機を実例としながら学ぶ。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
エンベデッドシステムの基本的な構成、ハードウェア技術、ソフトウェア技術の習得を目的とする。
授業計画・内容
授業方法
第1回  イントロダクション: 講義の背景、エンベデッドシステムの概要説明
第2回  ハードウェア①: 組込みシステムの構成
第3回  ハードウェア②: ペリフェラル、ローカルバス(UART、I2C、SPIなど)
第4回  ソフトウェア①: プログラム作成の流れ,テスト環境
第5回  組込み機器を用いたプログラミング①: Arduino(AVR ATmega328P)の内部構成、
    レジスタ、割込み、タイマ
第6回  組込み機器を用いたプログラミング②: 複数割込み、D/A変換、PWM、A/D変換 
第7回  組込み機器を用いたプログラミング③: 計算速度計測と動作高速高速化 
第8回  組込み機器を用いたプログラミング④: 機械語とアセンブリ言語 
第9回  リアルタイムOS: 組込みOS、RTOS(FreeRTOS)
第10回 組込みプログラミンングでの注意事項
第11回 組込み開発の流れ①: 開発プロセスとは、ソフトウェア要求分析、ソフトウェア方式設計
第12回 組込み開発の流れ②: ソフトウェア詳細設計、コーディング、各種テスト
第13回 ソフトウェア開発: C言語とUnix(組込みLinux)
第14回 通信サービスとネットワーク技術
第15回 まとめ
授業外学習 次回の授業の該当範囲を予習し、不明な点や専門用語は各自で調べること。
テキスト・参考書等 「よくわかる組込みシステム開発入門」
 組込みシステム技術協会 人材育成事業本部(著)
 (株)技術評論社
 ISBN: 978-4297119669
成績評価方法 レポート課題 80%,平常点(授業態度・提出物の有無など) 20%
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは休憩時間(授業前後)に行う。
別途質問・連絡等がある場合は,goka@tmu.ac.jp まで気軽にメールして下さい.
その際には、件名に「エンベデッドシステム」を含め、本文に「氏名」を忘れずに記載して下さい.
特記事項
(他の授業科目との関連性)
電子情報システム工学科
 情報システムコース:選択必修科目
 電気通信システムコース:選択必修科目
備考