Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月21日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 O1202
学期 通年 曜日 月,月
科目 教育心理学特論演習 時限 3限,4限
担当教員 田中 浩司 単位数 4
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
田中 浩司 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ 乳幼児教育の専門性をテーマとし、先行研究、資料収集と分析の技法という二つの観点から、乳幼児教育の専門性研究の方法論を習得する。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
乳幼児教育が抱える今日的課題を理解すると共に、乳幼児教育の専門性を研究する上での基本的概念、研究倫理を含む研究方法の習得を目指す。
授業計画・内容
授業方法
第1回:国内外の乳幼児教育の実態①:OECD調査を中心に
第2回:国内外の乳幼児教育の実態②:保育者の労働調査を中心に
第3回:同僚性に関する研究動向①:教師を対象として
第4回:同僚性に関する研究動向②:保育者を対象として
第5回:同僚性に関する研究動向③:実践研究の検討
第6回:専門家共同体に関する研究動向①:教師を対象として
第7回:専門家共同体に関する研究動向②:保育者を対象として
第8回:専門家共同体に関する研究動向③:実践研究の検討
第9回:国内外の「保育の質」研究①:OECD調査を中心に
第10回:国内外の「保育の質」研究②:評価の基準と方法
第11回:国内外の「保育の質」研究④:子どもの発達との関連から
第12回:国内外の「保育の質」研究⑤:家庭支援の関連から
第13回:保育・教育研究の倫理
第14回:専門性研究の方法論と認識論①:実証主義と構築主義
第15回:専門性研究の方法論と認識論②:象徴的相互行為論
第16回:専門性研究の方法論と認識論③:構造主義モデル
第17回:研究のデザイン①:質的研究のプロセス
第18回:研究のデザイン②:サンプリングの方法
第19回:研究のデザイン③:事例研究
第20回:研究のデザイン④:比較研究
第21回:データの収集と分析①:口頭データの収集
第22回:データの収集と分析②:フォーカス・グループ
第23回:データの収集と分析③:半構造化インタビュー
第24回:データの分析と解釈①:ソフトウェアを用いた分析
第25回:データの分析と解釈②:コード化とカテゴリー化
第26回:データの分析と解釈③:解釈法の概要
第27回:研究論文の執筆に向けて
第28回:受講生によるプレゼンテーション①:研究目的
第29回:受講生によるプレゼンテーション②:研究方法と結果、考察
第30回:議論のまとめと研究課題の提起

テキストの輪読を基本とし、毎回レポーターによる報告を受けてディスカッションを行い、その成果をふまえた個人の最終レポートにより、参加者間で課題を整理・共有する。
授業外学習 事前に配布資料を読んで授業に臨むこと。レポート課題を提示した場合は、作成した上で授業に臨むこと。
テキスト・参考書等 参加者と相談しながら購読テキストを選定する。
成績評価方法 本授業は以下の観点から評価する。
(1)テキストの読解、ディスカッションの応答の適切さ(30%)
(2)ディスカッションをふまえた問題設定ならびに考察・論述の適切さ(30%)
(3)より発展的な研究へとつなげる論点の提出(40%)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
質問は授業後に適宜受け付ける。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考