| 授業方針・テーマ | 言語、記憶、注意、社会機能を中心とした高次認知機能に関する認知神経科学の基礎を学習する。とくに、これらの機能が障害される臨床神経科学に言及しながら授業を進める。神経科学と人文科学の融合分野としての認知神経科学のアプローチや方法論を身につけることにより、精神機能に関する文系・理系の区別を問わない総合的な研究に触れる。 | 
        
          | 習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標
 | ・言語や社会機能をはじめとして、ヒトにおいて高度に発達した高次認知機能に関する脳科学の知見を習得する。 ・精神・神経疾患との関連に重点を置くため、言語聴覚士など、脳機能障害に関連した臨床の専門職に必要な知識の一部を習得できる。
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          | 授業計画・内容 授業方法
 | 第1回: イントロダクション 第2回: 記憶の脳機構とアルツハイマー病 1
 第3回: 記憶の脳機構とアルツハイマー病 2
 第4回: 感情の脳機構と気分障害 1
 第5回: 感情の脳機構と気分障害 2
 第6回: 社会脳科学 1
 第7回: 社会脳科学 2
 第8回: 前半のまとめ・中間テスト
 第9回: 意識と注意、様々な注意障害1
 第10回: 意識と注意、様々な注意障害 2
 第11回: 自閉スペクトラム症・その他の発達障害 1
 第12回: 自閉スペクトラム症・その他の発達障害 2
 第13回: 統合失調症 1
 第14回: 統合失調症 2
 第15回: まとめ
 【授業方法】: 講義をはさみながら、受講者がテキストの担当箇所について発表する機会を儲ける。他の受講者が、その発表について質問、議論しながら読解を進める。
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          | 授業外学習 | 和文あるいは英文の文献を適宜配布し、事前に読んで参加する。 | 
        
          | テキスト・参考書等 | テキスト・参考書は適宜指定。 | 
        
          | 成績評価方法 | 平常点(授業態度・積極性)40%、期末テスト60%の割合で評価する。 テストは、主に講義であつかう専門的知識を理解できているかを確認する。平常点は、授業中の発言の内容の的確性も評価する。
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          | 質問受付方法 (オフィスアワー等)
 | 質問・連絡等がある場合はrhashimo@tmu.ac.jpまでメールしてください。 | 
        
          | 特記事項 (他の授業科目との関連性)
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          | 備考 |  |