Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年07月18日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 P0216
学期 後期 曜日
科目 西洋経済史 時限 6限
担当教員 井澤 龍 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
井澤 龍 経済経営学科

詳細情報
授業方針・テーマ 西洋経済史の代表的なテキスト、フィールド・トップ誌の研究成果を批判的に読み込み、近年の西洋経済史における研究成果の吸収と、研究動向の把握を行います。また、論文執筆(特に経済史系)に必要な調査法、リサーチ・デザインについて学びます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・経済史研究をおこなう上での基礎的素養の習得
・近年の西洋経済史研究成果の把握
・社会科学系・人文学系学術論文作成のための方法論の習得
授業計画・内容
授業方法
テキスト・学術誌の輪読を行います。発表者を決め、テキストの各章を要約し、疑問点・論点を提示してもらいます。それらに基づいて、参加者同士で議論をし、理解を深めます。
学術誌の輪読にあたっては、受講者の関心に従って論文を選びます。13-15に示した雑誌はあくまで一例です(『社会経済史学』、『歴史と経済』、『経営史学』、Economic History Review, Journal of Economic History, Explorations in Economic History, Business History Review, Business History, Enterprise & Societyがまずの候補です)。

【授業方法】メディア授業(初回はハイブリッド授業になります。希望聴取し、数回程度ハイブリッド授業も予定)

1. 授業ガイダンス
2. 【テキスト】古代から中世へ:ヨーロッパにおける市場社会の形成
3. 【テキスト】ヨーロッパの拡大と国際競争の開始
4. 【テキスト】17~18世紀の「経済危機」と国家の形成
5. 【テキスト】ヨーロッパの工業化をどうとらえるか
6. 【テキスト】ヨーロッパにおける工業化の始動:「イギリス産業革命」と地域工業化
7. 【テキスト】さまざまな工業化:地域と諸国家
8. 【テキスト】「第2次産業革命」の時代:19世紀末のさらなる変化
9. 【テキスト】ヨーロッパの外で:北米経済の台頭とビッグ・ビジネス
10. 【テキスト】世界大戦とヨーロッパ経済
11. 【テキスト】第2次大戦後のヨーロッパ経済
12. 【テキスト】EUへの道:ヨーロッパ経済統合の進展
13. 【学術誌】『社会経済史学』から
14. 【学術誌】Economic History Reviewから
15. 【学術誌】Journal of Economic Historyから
授業外学習 受講者は、テキスト・論文を事前に読み、発表する場合は、発表準備を行ってください。
テキスト・参考書等 奥西孝至、ばん澤歩、堀田隆司、山本千映(2010)『西洋経済史』有斐閣アルマ
成績評価方法 平常点(発表の水準、授業中の参加姿勢等)により評価します。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
初回に説明します。前日までにメールで予約してください。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
履修する場合には、必ず初回授業に参加してください。
メディア授業(初回はハイブリッド授業になります。希望聴取し、数回程度ハイブリッド授業も予定)
備考