授業方針・テーマ |
ナノチューブや二次元物質などのナノスケールで特殊な構造をした物質、新奇な積層・層状構造を有する物質、トポロジカル物質、超伝導物質といった物質群は、量子現象を起源とする新たな性質や機能が発現することが知られ、高効率な光エネルギー変換や熱電変換など、社会的課題であるエネルギー問題の解決にも貢献することが期待されている。本インターンシップ科目では、各分野の垣根を越える視点を養うことをテーマとし、他専攻の研究室等において量子物質の合成手法から機能・物性・デバイス応用に関して、基礎論から実践までを学ぶことで、多角的に学ぶ機会を提供する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
自分の専攻・学域とは異なる研究室の活動に参加し研究の現場を体験する。他の研究室での経験により、研究課題に対する関心の幅を広げること、若しくは、新たな領域における視点や考え方を自らの研究への応用することを目的とする。量子物質における課題認識、研究理論、調査手法などについて、幅広い知識やスキルを得るとともに、学際的な視点で問題に取り組み、解決する能力を修得する。 |
授業計画・内容 授業方法 |
他専攻の研究室において、その研究室の教員の指導のもと、合計15時間以上※、次に掲げるような研究室の活動等に参加する。具体的な内容は受入研究室の教員の指示による。 (例)受入研究室が指定するゼミナールへの出席、特定のプロジェクトやフィールドワークへの参加、研究報告会での出席・報告、関連する学部科目の聴講 等
※本科目は1単位であり、学則上、授業形態が講義・演習の場合には15時間以上、実験・実習の場合には30時間以上の授業時間が必要となります。両形態を併用する場合には、それぞれの基準時間数を考慮した時間数をもって1単位とします。 |
授業外学習 |
インターンシップの中で適宜指示がある。 |
テキスト・参考書等 |
インターンシップの中で適宜紹介される。 |
成績評価方法 |
レポート等受入研究室の指導教員の方法による。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
インターンシップの中で適宜指示がある。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・量子物質理工学プログラムの必修科目である。 ・本科目の単位は、博士前期課程修了に必要となる単位数に含めない。 ・理学研究科及びシステムデザイン研究科に所属する博士前期課程の学生のうち、量子物質理工学プログラム履修者のみが、本科目を履修することができる。 ・重複履修は不可 |
備考 |
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