Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月21日 >>
基本情報
科目種別 大学院全学共通科目 授業番号 W0511
学期 集中 曜日
科目 博士人材の研究インターンシップ 時限 0限
担当教員 池内 昌彦 単位数 1
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
池内 昌彦 大学教育センター

詳細情報
授業方針・テーマ 博士後期課程在学中もしくは博士後期課程への進学を検討している大学院生を主な対象とした、民間企業における中長期のインターンシップである。企業における実践的な研究開発の現場において、これまで培った研究能力やスキルを実践・応用するとともに、マネジメント力やコミュニケーション力など、多様な場で活躍するための汎用力を高めることを目的とする。これにより今後の研究活動の幅を広げるとともに、キャリアパスの一つとして、民間の研究開発職について現実感を持って考える契機とする。なお、本科目は就職を主目的としたインターンシップではない。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・企業における研究開発の手法、価値観、行動様式等、大学での研究との違いを理解する。
・自己の研究における新たな発想・視点・探求を促すとともに、研究と社会との関わりや研究の意味について広い視野から考える。
・研究者に必要とされるコミュニケーション力、計画管理力、積極性、異分野協働の姿勢等を身に付ける。
授業計画・内容
授業方法
本学が加盟している①一般社団法人 産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)、②ジョブ型研究インターシップ推進協議会(ジョブ型研究インターンシップ)に参加する企業のうち、希望学生との間でジョブディスクリプションや研究条件等のマッチングが成立した企業において実施する。インターンシップの期間は原則として中長期(2か月程度)である。専攻分野は問わない。自己の研究テーマと完全に合致する研究内容でなくても可能であり、インターンシップの内容や期間等は本学マッチングコーディネーターのフォローのもと学生が希望する企業と主体的に調整することとなる(諸条件の調整に柔軟に対応する企業が多い)。また、本科目の履修登録は教務課(1号館1階)において行う。
C-ENGINE、ジョブ型研究インターンシップの参加企業とジョブデスクリプションについては、以下のウエブサイトで確認すること。募集は通年もあるが、募集期間が短いものもあり、内容は年度途中でも変更されることもあるので、適宜確認すること。
https://www.c-engine.org/about/member/
https://coopj-intern.com/membership

【参画企業(一部)】2024年度12月時点
株式会社日立製作所、三菱電機株式会社、塩野義製薬株式会社、株式会社村田製作所、株式会社竹中工務店、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、沖電気工業株式会社、ソフトバンク株式会社、文部科学省、等
授業外学習 ・インターンシップ先企業の事業概要を事前に把握しておくこと。また、研究に必要となる専門理論や専門スキルを事前に学修していることが求められる。
・インターンシップにあたっては、社会人としての基本的なマナーを守ること。必要な場合には学生サポートセンターキャリア支援課へ相談すること。
テキスト・参考書等 特になし。
成績評価方法 ・インターンシップの計画書、成果報告書及び企業からの評価報告書等により総合的に評価する。
・評価は評点ではなく、合格/不合格により判定する。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
インターンシップの申込みはキャリア支援課で行い、履修登録は教務課で行う。企業のジョブディスクリプションは①、②それぞれのマッチングシステムに掲載されているため、興味がある者はアカウント申請を行い、閲覧することができる(申請方法はキャリア支援課ホームページ「博士後期課程専用キャリア支援情報」のサイトで確認すること。)。ジョブディスクリプションは調整できる場合が多いので、インターンシップ先として希望する企業があれば、速やかに(インターンシップ開始予定の概ね2カ月前までを目途に)、コーディネーター教員(本科目担当教員 池内)へ連絡すること(相談・質問のみも可)。連絡を受けた後、企業との調整を行う。コーディネーターへの連絡、その他質問についてはコーディネーター、キャリア支援課、教務課(いずれも南大沢C)の共通アドレス(c-engine@tmu.ac.jp)にて受け付ける。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
(1)インターンシップの実施に当たっては事前に指導教員の承諾を得ること。
(2)定期健康診断を必ず受診しておくこと。
(3)学生教育研究災害傷害保険(学研災)などの傷害保険及び賠償責任保険に必ず加入すること。
(4)事前のインターンシップ計画書、事後の成果報告書等を提出すること。
(5)インターンシップ終了後、成果報告会等が開催される場合には報告を行うこと。
(6)本科目により修得した単位は、課程修了単位に含めることはできない。
(7)ジョブ型研究インターンシップは、博士後期課程のみ対象とする。
備考