Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 教養 / 科学・技術・産業 授業番号 X0040
学期 前期 曜日
科目 宇宙地球物質の化学 時限 2限
担当教員 大浦 泰嗣 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GBD-107-1:全学共通科目

担当教員一覧

教員 所属
大浦 泰嗣 化学科

詳細情報
授業方針・テーマ 太陽系はいつ誕生し,どのような過程をへて,現在の姿になったのか.望遠鏡や人工衛星による天体観測・惑星探査による知識は,これを解く重要な鍵の一つであるが,太陽系を構成する地球外物質(主に,隕石)の化学的手法による物質科学的研究から得られる元素の組成や同位体の組成もまた重要な鍵を握っている.本講義では,隕石を化学の目を通して見たことからわかる太陽系について講義する.また,その実験手法や基礎的事項も講義する.
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・隕石とは何か,なぜ太陽系を調べる上でなぜ隕石が重要かを説明できる.(専門分野の基本的な知識・理解,論理的思考力)
・太陽系の理解するために,隕石の化学分析から得られた情報がいかに重要かを説明できる.(専門分野の基本的な知識・理解,総合的問題思考力)
授業計画・内容
授業方法
第1-2回: 原子核 
第3回: 地球                  
第4-5回: 隕石
第6-7回: 隕石の化学分析法              
第8-9回: 太陽系の元素組成 
第10-11回: 太陽系の元素の起源     
第12-13回: 太陽系の年代 
第14-15回: 太陽系の同位体組成

[授業方法] 講義形式.出席確認を兼ねて質問/感想等を毎回提出してもらう.適宜,講義中に問題を出題し,その回答を記入してもらうこともある.


授業外学習 宇宙科学関連の話題等が取り上げられるTV番組(サイエンスZERO,ガリレオXなど)の視聴を奨める.
宇宙関連の展示のある博物館の見学.
テキスト・参考書等 テキストは使用しない.適宜,プリントを配布する. 

成績評価方法 平常点(30%).レポート(70%)によって評価する.
なお,単位取得には博物館見学レポートの提出が必須である.

・期末レポートは,選択したテーマについて,科学的事実を正しく理解し,論理的にまとめられているかを評価する.(専門分野の基本的な知識・理解,論理的思考力)
・博物館見学レポートは,展示内容を正しく理解し,適切にまとめられているかを評価する.(総合的問題思考力)
・平常点は,出席票に記入された質問,感想等により,積極的に授業を受けているか,分かりやすく記入されているかを評価する.



質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは特に設定しませんが,直接質問したい場合は随時受付します.事前にメール(oura-yasuji@tmu.ac.jp)で連絡してください.kibakoによる質問も随時受け付けます.
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考