授業方針・テーマ |
日本国憲法について学ぶ。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
日本国憲法全体を体系的に検討する。特に、憲法総論を深く検討する。 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業計画は以下の通り。
1 憲法序説(1) 法学入門、主権国家と立憲主義 2 憲法序説(2) 西欧の立憲主義の歴史 イギリス・アメリカ 3 憲法序説(3) 西欧の立憲主義の歴史 フランス・ドイツ 4 憲法序説(4) 日本憲法史 明治憲法の成立と運用、日本国憲法の成立 5 憲法総論(1) 対内的正統性 国民主権と天皇制 6 憲法総論(2) 対外的正統性 平和主義 7 憲法が保障する権利概説 8 統治機構概説 9 憲法の変動 憲法改正、憲法変遷、革命、国家緊急権・抵抗権 10 宮沢俊義と長尾龍一の八月革命説 11 樋口陽一とルネ・カピタンの国民主権論 12 長谷部恭男と石川健治の憲法9条論 13 宍戸常寿と林知更の国家論 14 山羽翔貴と山本侑の憲法理解 15 日本国憲法の特質 |
授業外学習 |
講義中に紹介する論文と教科書で予習・復習をすること。 |
テキスト・参考書等 |
木村草太『憲法』(東京大学出版会・2024年)を教科書として指定する。 |
成績評価方法 |
期末試験による。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
授業前後及びメール(ksota@tmu.ac.jp)を通じて質問を受け付ける。必要に応じ、質問と回答は授業で紹介する。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
本科目は、法学部(法学系)推奨科目である。法学部(法学系)以外の者は、後期の同名の科目を履修すること。 |
備考 |
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