Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月30日 >>
基本情報
科目種別 教養 / 文化・芸術・歴史 授業番号 X0129
学期 前期 曜日
科目 日本語と日本文学A 時限 2限
担当教員 大島 資生 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GBB-114-1:全学共通科目

担当教員一覧

教員 所属
大島 資生 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 【テーマ】「日本語のストラテジー」

【授業方針】
ことばはコミュニケーションの道具とされます。効率的なコミュニケーションをおこなうためにわたくしたちは日常的なやりとりの中で、さまざまな戦略(strategy ストラテジー)を立てながらやりとりを進めています。この授業では、ことばを運用する際のストラテジーという観点から、日本語という言語の特徴を考えていきます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・日本語を客観的に観察する視点を身につけ、日本語の特性を学ぶことを通じて、正確でわかりやすい表現方法を考える。(専門分野の基本的な知識・理解及び技術、論理的思考力)
・グループワークなどを通じて、他者に自分の考えを伝え、相手の意見や疑問等を理解しながら協調的に活動できる。(コミュニケーション能力)
・与えられた課題の検討を通じて、理詰めで対象を考える力を養う。(総合的問題思考力)
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】

1 イントロダクション
  発音のストラテジー(1) 語り
2 発音のストラテジー(2) 発音のエコノミー
3 発音のストラテジー(3) ものまね
4 表記のストラテジー   フォント
5 語彙のストラテジー(1) 商品名
6 発音のストラテジー(2) いろいろな名前
7 文法のストラテジー(1) 悪文
8 文法のストラテジー(2) 文末表現
9 文章のストラテジー(1) 雑誌の文章
10 文章のストラテジー(2) 文体模倣
11 文章のストラテジー(3) 詩歌・キャッチフレーズ
12 談話のストラテジー(1) ナレーション
13 談話のストラテジー(2) 漫才・コント
14 談話のストラテジー(3) 落語
15 まとめ

【授業方法】
講義形式でおこないます。随時こちらからお出しする課題をグループワークなどで考えていただく予定です。
授業外学習 随時課される予習課題をやっておいてください。
テキスト・参考書等 使用しません。適宜eラーニングシステム kibaco を使用してプリントを配布します。
成績評価方法 毎回授業終了時に、授業時に得られた気づきや疑問などをコメント・シートに書いていただきます。成績評価は、主としてこのコメント・シートによっておこないます。学期末にも簡単なレポートを書いていただく予定です。 評価方法はコメント・シート(70%)、期末レポート(30%)。

・コメント・シートには授業内での他の受講生とのやりとりの中で得られた気づき・疑問などを記していただき、それに基づいて授業中の活動を評価します。評価基準に関しては、採点基準を事前にお示しします。(論理的思考力、総合的問題思考力、コミュニケーション能力)
・レポートについては、文章構成、与えられた課題に対して収集した情報を適切に分析・考察しているか、収集した情報をもとに自分の意見を論理的に述べているか等を評価項目とします。(専門分野の基本的な知識・理解及び技術、論理的思考力、総合的問題思考力)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受付しますので、事前にメールでアポイントメントをとってください。
moshima※tmu.ac.jp (※を@に置き換えてください)
特記事項
(他の授業科目との関連性)
・授業内容など詳しくは第1回目の授業で説明しますので、受講を検討しているひとは参加してください。
備考