授業方針・テーマ |
地球上では寒冷化、乾燥化などの変化が人類の歴史に影響を与えてきた。科学技術の発展と都市文明の拡大にともない、人類は地球環境を変え続けていくのか。本講義では、地球環境と人類の歴史の関わりについて、講義の前半(小﨑担当)では、人類の環境への働きかけ・関わり合いについて,資源と土地利用の観点から,具体的な地域や事例を取り上げて論じる。後半(山田担当)では、旧石器時代から古墳時代におけるその環境変化に対して当時の人々がどのような対応を行ったのか考えていく。また、自然災害に対する人々の対応についても歴史的に考え、気候変化や災害に対して人類がどのような対応を行ってきたのか、日本列島を舞台に講義し、共有知としたい。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
過去から現在に至るまでの人類と環境の関わり合いを理解し,将来の地球環境・地域環境の在り方を考えることを目標とする。 |
授業計画・内容 授業方法 |
1)環境とは?(自然、社会・経済、文化) 2)古代(農業と地球環境問題のはじまり) 3)ギリシア・ローマ時代(リベラルアーツと環境) 4)中世暗黒時代(宗教と環境) 5)ルネサンス(科学の発達と環境) 6)産業革命と帝国主義(技術社会と環境) 7)環境と人間の共存とは?(人新世と環境倫理) (以上、小崎担当) 8)旧石器〜縄文時代移行期における環境変化 9)定住化の開始と集落周辺環境の改変 10)縄文時代における4.2kaイベント(寒冷化)に対する適応 11)弥生時代における寒冷化と人口動態 12)古墳時代における気候変動と王権の成立 13)火山噴火による環境変化と人々の対応 14)地震・津波による環境変化と人々の対応 (以上、山田担当) 15)環境変化と人類 |
授業外学習 |
授業資料をkibacoを通じて配布するので,事前に確認しておくこと。授業資料には課題を含む場合もあるので,毎回の授業前に取り組んでおくこと。毎回の授業後、配布資料・ノートに記した講義内容を確認して復習すること。配布した参考資料と講義内容は異なる部分に踏み込んでいることが多いので、その違いを確認すること。 |
テキスト・参考書等 |
テキストは用いない。資料は適宜kibacoで配信する。現地調査のスライドや動画等の視覚教材を使っていく。 参考書: ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎」(上・下)草思社,2000年
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成績評価方法 |
前半(小崎担当)と後半(山田担当)にそれぞれレポートを課す。前半と後半の両方のレポートを提出した場合のみ成績評価の対象とする。授業内容をどれだけ理解しているか、自分の考えが述べられているかが成績評価の基準となる。授業資料に記載した課題も評価対象とする。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワー(小崎):金曜日の授業前後の他,メール等でも随時質問を受け付ける。 地理環境学科の学習・教育目標との対応:Aー2 オフィスアワー(山田):授業終了後に質問を受けると同時にメールにても随時質問を受け付ける。 その際はこちらまで arch-yamada(at)tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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備考 |
(注)履修登録者数の上限を設定している科目である。履修登録方法は、教務課A掲示板及び教務課WEBサイトhttps://kyomu.jim.tmu.ac.jp/を確認すること。 |