授業方針・テーマ |
都市および都市政策をめぐる理論と手法に関する基礎的な知識を学ぶとともに、都市のあり方を考え、都市政策の形成過程や実施過程に参画していく意識と意欲を醸成する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
都市が直面する問題に対する政策科学の手法を、都市政策が対応すべき5つの課題(健康・産業・災害・環境・人々の共生)に対する具体的な政策を通じて学ぶことで、現在の都市のあり方、都市政策の形成・展開を総合的・論理的に思考する力を身につける。 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業は概ね以下の通り行う予定ですが、授業の進捗度合等により順序・内容に多少の変動があります。
第1回 イントロダクション―政策科学とは何だろうか 第2回 都市の定義・都市の発展 第3回 都市集積の理論-都市を経済学で見てみよう 第4回 政策を科学する-Evidence-Based Policyとは 第5回 幸せな都市に向けての政策①-幸福の経済学 第6回 幸せな都市に向けての政策②-地方自治体の幸福政策 第7回 都市計画法の歴史と都市の現状と課題 第8回 立地政策と地域産業政策 第9回 活力ある都市に向けての政策-地域活性化 第10回 安全・安心な都市-防犯まちづくり政策①(状況的犯罪予防政策) 第11回 安全・安心な都市-防犯まちづくり政策②(エリアマネージメント) 第12回 美しい都市に向けての政策 第13回 美しい都市の空間-アーバン・デザインとホスピタルアート 第14回 高齢化社会と医療のまちづくり 第15回 コミュニティー・デザインのためのネットワーク理論
【授業の方法】 講義を中心とした授業を実施します。随時、授業の理解度、関心・意欲などを測定するための課題の提出を求めます。
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授業外学習 |
各回ごとに紹介する参考書で興味がある分野については自主学習することが望まれます。
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テキスト・参考書等 |
資料:各回の授業時にレジュメ等を配布します。 参考書:各回ごとに紹介します。 |
成績評価方法 |
期末レポート(80%)・課題の提出及び授業への関与(20%)より評価します。
レポートについては、与えられた課題を総合的に分析・考察し、論理的な文章構成で論述しているかで評価します。 課題の提出及び授業への関与については、与えられた課題について自分の意見を適切に述べているか等から都市のあり方を考える意識と意欲を評価します。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
授業内容等について質問がある場合は事前にメールで予約の上研究室に来てください。メールアドレスは都立大・研究者情報に掲載されています。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
都市環境学部・都市政策科学科の必修科目(1年次履修推奨)とされています。
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備考 |
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