Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 教養 / 生命・人間・健康 授業番号 X0172
学期 前期 曜日
科目 現代青年と心理 時限 2限
担当教員 岡田 有司 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GBC-119-1:全学共通科目

担当教員一覧

教員 所属
岡田 有司 大学教育センター

詳細情報
授業方針・テーマ 青年期は様々な側面で発達的な変化が生じます。同時に社会の変化を背景に,現代青年は多くの課題に直面しています。この授業では,青年期の発達の特徴,青年の心理的問題,青年の社会的問題について心理学的な視点から理解を深めていきます。授業では単に知識を学ぶだけでなく,現代の青年が直面する様々な課題を分析し自分なりの考えを持てるようになることも目指しています。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
この授業では3つの到達目標を設定しています。
①身体・認知・自己・対人関係といった側面から総合的に青年期の特徴について説明できる(幅広い教養としての知識・理解)
②自分達が直面する心理的・社会的課題について心理的視点・社会的視点の双方から分析し,必要な対応を考えることができる(総合的問題思考力,能動的学修姿勢)
③心理学的な問題理解の方法を理解した上で,事実と問題と主張を区別し自分の考えが述べられるようになる(総合的問題思考力)
授業計画・内容
授業方法
<授業計画・内容>
1.イントロダクション:授業の進め方の説明,青年期とは
2.青年期の特徴1:身体の発達と身体と心理の関連
3.青年期の特徴2:認知の諸側面とその発達
4.青年期の特徴3:自己の発達とアイデンティティ
5.青年期の特徴4:対人関係(親子関係・友人関係)の発達
6.青年と心理的問題1:心理的適応と社会的適応
7.青年と心理的問題2:青年が抱えやすい心理的問題
8.青年と心理的問題3:青年と発達障害①
9.青年と心理的問題4:青年と発達障害②
10.青年と社会的問題1:青年と学校生活
11.青年と社会的問題2:青年と大学教育①
12.青年と社会的問題3:青年と大学教育②
13.青年と社会的問題4:青年と恋愛・結婚
14.青年と社会的問題5:社会からおいやられる青年
15.まとめ

<授業方法>
本授業では教員が一方的に知識を伝達するのではなく,学生が主体的に学びに取り組むことを意図しています。そのため,学生間のディスカッションや授業内外の課題が求められます。
授業外学習 毎回の授業の内容に関して,事前学習と自分で掘り下げて調べる発展学習が求められます。
テキスト・参考書等 テキストはありません。学習に必要な文献等は適宜授業内で伝えます。
成績評価方法 ①課題シート(60%):課題シートは事前学習とその日の授業内容に関する発展学習から構成されます。(幅広い教養としての知識・理解,能動的学修姿勢)
②最終レポート(40%):最終レポートは授業内で配布する資料の流れに沿って作成してもらいます。(総合的問題思考力)
*6回以上欠席した場合は成績評価の対象とはなりません
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは木曜の12:00~15:00とします。なるべく授業後などにアポイントを取ってください。メールでも結構です(授業内でお知らせします)。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
この授業は予備知識などは必要ありません。学生の皆さんにとって身近な問題について考えていきます。自分たちについて理解を深めたい人,心理学に興味のある人はぜひ受講してください。
備考