Syllabus
シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月30日 >>
基本情報
科目種別 基盤 / 社会科学領域 授業番号 Y0040
学期 前期 曜日
科目 統計学Ⅰ 時限 1限
担当教員 暮石 渉 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GCB-111-1:全学共通科目

担当教員一覧

教員 所属
暮石 渉 経済経営学科

詳細情報
授業方針・テーマ 統計学Iの講義では、統計学の基本的な概念と手法を学び、データを整理・分析する力を身につけることを目指します。
 前半では「記述統計」に焦点を当て、データの収集や整理方法を学びます。平均値や分散、度数分布、ヒストグラムなどを通じてデータの特徴を理解し、視覚的かつ統計的にデータを捉える力を養います。後半では確率論の初歩を学び、統計学IIで扱う推測統計への準備も行います。
 統計学はデータの背後にある規則性や構造を解明する方法論的科学であり、経済学、医学、心理学など多様な分野で応用される重要なスキルです。文系・理系を問わず、社会で求められる統計的思考力を基礎から学び、実践的なデータ分析の土台を築きます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・データを整理し、視覚的に把握する方法を習得する
 (平均値、分散、度数分布、ヒストグラムなどの記述統計の基本手法)
・データの特徴を統計的に理解し、分析する力を養う
・確率論の基礎概念を理解し、確率変数や分布の考え方を学ぶ
・統計学の考え方を活用して、現実の問題に応用する力を身につける
・統計学II(推測統計)への準備として基礎を固める
授業計画・内容
授業方法
1. 母集団と標本
2. 度数分布表とヒストグラム
3. 中心に関する代表値(平均、メディアン、モード)
4. 散らばりの程度に関する代表値、加重平均
5. スプレッドシートの活用、物価指数
6. ローレンツ曲線、ジニ係数
7. 散布図、共分散、相関係数
8. 回帰直線
9. 確率の定義、確率の性質
10. 条件付確率、独立性
11. 離散確率変数の確率関数、分布関数
12. 離散確率変数の期待値、ベルヌーイ分布、二項分布
13. 連続確率変数
14. 正規分布
15. まとめ

【授業方法】 講義形式
理解を深めるために講義中に扱った練習問題や参考書などで復習をすること。
授業外学習 1回の授業ごとに練習問題や復習問題を課します。
単元ごとに知識を整理し、理解を深めるために、計算問題を含む宿題を4回実施します。
講義中に扱った練習問題や参考書を活用し、しっかりと復習を行ってください。
テキスト・参考書等 テキストは指定しないが参考書として以下を挙げます。
大屋幸輔『コアテキスト統計学』新世社
授業はスライドに沿って行う予定です。
成績評価方法 期末試験75%、宿題25% 
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワー:メールで予約してください
特記事項
(他の授業科目との関連性)
スライドや宿題、お知らせなどは、e-learningシステム kibaco で提供します。
授業中および期末試験には、ルート機能付き電卓を持参してください。
授業中の練習問題や復習問題、宿題を通じて理解を深め、試験対策を行ってください。
備考