都立大には教育学部がありません。教職免許をとるためには主専攻とは別に、並行して所定の単位を修得する必要があります。教職課程の申請が必要です。
教職課程の単位は主専攻の卒業単位に含めることが出来ないものがあります。
取得する免許(中学校一種免許・高等学校一種免許)や科目によって必修単位・選択必修単位・卒業に必要な単位が異なる上、学科によっては取得できない免許があります。
教職課程を専攻できるのは、人文社会学部(全学科)・理学部(全学科)・都市環境学部(地理環境学科)・システムデザイン学部(情報科学科)のみです。
教職課程を取ることで各学科のCAP制限(年間履修申請可能な単位数の上限)がなくなります。
4,5,6限など遅い時間の講義が多く、取得単位数が必然的に多くなります。
4月頭に教職ガイダンス及び面接があります。必ず参加してください。
東京都立大学 教職課程センターHP
https://www.comp.tmu.ac.jp/kyosyoku/
(教職課程を取ってCAP制限をなくした上で教職課程を放棄、主専攻科目の単位を1,2年で取り切るということも出来なくはないらしいです。絶対にしないほうがいいですが)
教職課程と同様です。公式HPなどはありませんので4/5の入学前ガイダンスで配布される「履修の手引き 別冊」を参考に計画的に単位を取っていきましょう。
学芸員課程の単位は主専攻の卒業単位に含めることが出来ないものがあります。
4月頭に学芸員課程ガイダンスがあった記憶があります。
2023年度から新設された、文理の枠を超えて構成されるプログラムです。
以下の3つのテーマに関連する教養・基盤科目、第二言語科目、総合ゼミナールから構成されます。
・防災 防疫
・AI 人間
・自然 エネルギー 環境
履修申請の際にこれらのテーマから一つのみ選択ができます。
総合ゼミナール以外はこのプログラム外でも履修することができる全学共通科目になっています。
テーマに興味があり、ゼミでより教養や思考力を養いたい人にお勧めです。
ガイダンスへの出席は必須ではありませんが、興味があれば年度当初のガイダンスに出席すると良いでしょう。
https://www.tmu.ac.jp/education/curriculum/bunrikyouyou.html
都立大では以下の4つの副専攻が設けられており、主専攻の分野以外の専門科目を学ぶこともできます。1年からでも履修申請することが出来ます。
・数理・データサイエンス副専攻コース
・観光マネジメント副専攻コース
・人間健康科学副専攻コース
・国際副専攻コース(グローバル人材育成入試)(グローバル人材育成入試での入学者のみ)
副専攻課程の申し込みの上、指定の単位数を取得することで副専攻の修了証書が授与されます。 主専攻同様、副専攻必修科目・選択必修科目が設定されています。
副専攻課程の単位は主専攻の卒業単位に含めることが出来ないものがあります。
副専攻専門科目は主専攻の分野以外を学ぶことが目的ですので、主専攻と分野がかぶっている副専攻を専攻することが出来ません。例えばシステムデザイン学部情報科学科・電子情報システム工学科の学生は数理・データサイエンス副専攻を専攻することが出来ません。
教職課程とは違いCAP制限をなくすことが出来ません。
数理・データサイエンス副専攻コース
プログラミング・機械学習などが学べます。ノートPC必須。理系は主専攻必修科目で単位の半分取れるからオススメ。
https://www.tmu.ac.jp/education/curriculum/vice_specialty/datascience.html
観光マネジメント副専攻コース
観光について学べます。名前のまんまです。
https://www.comp.tmu.ac.jp/tourism/program/program-tourismmanagement.html
人間健康科学副専攻コース
健康の維持・増進に関して運動・適応・栄養・スポーツ・認知・行動などから学ぶ……らしい。
https://www.comp.tmu.ac.jp/fukusenkou/index.html
国際副専攻
入学後に専攻出来ない為略